フルカチュが準決勝進出で残り1枠だったATPファイナルズ出場権を獲得「信じられないような気分」 [パリ・マスターズ]

写真はホベルト・フルカチュ(ポーランド)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ロレックス・パリ・マスターズ」(ATP1000/フランス・パリ/11月1~7日/賞金総額308万4450ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第7シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)がジェームズ・ダックワース(オーストラリア)に6-2 6-7(4) 7-5で競り勝ち、残り1枠となっていたATPファイナルズ出場権をもぎ取った。

 ATPファイナルズ出場権を獲得したことに大喜びしたフルカチュは、興奮を隠そうとはしなかった。大会は11月14日から、イタリアのトリノで開催される。

「信じられないような気分だ。僕は子供の頃、たくさんのトップ選手たちがATPファイナルズでプレーするのを観ながら育ったんだ。感激だよ」と24歳のフルカチュはコメントした。

「今度は自分がそこに参加するというのは非常に特別なことだ。あそこにはたった8席しかないのだからね」

 今年のウインブルドン準々決勝でグランドスラム大会を20度制したレジェンドのロジャー・フェデラー(スイス)を倒して4強入りしたフルカチュはその後、先月に初めてトップ10入りを果たした。

 敗れはしたが世界ランク55位で29歳のダックワースは、ATPマスターズ1000大会ではキャリア初の8強入りを決めていた。

 フルカチュは準決勝で、テイラー・フリッツ(アメリカ)を6-4 6-3で破って勝ち上がった第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles