綿貫陽介「50の質問」早くツアーの舞台で活躍する姿を見てもらいたい|Player File 9




「見ている人たちに『かっこいいな』と思われる選手になりたい」

Q40 ツアーが再開してコロナ禍での海外遠征の難しさは感じましたか?

「イタリアのチャレンジャーとフレンチ・オープンの予選に行ったのですが、現地では感染が拡大している時期で正直、怖さはありました。そもそも、本当に試合ができるのかな? という気持ちもありましたし。ただ、行ってしまえば移動はホテルと会場の往復がほとんどなので、意外に大丈夫なのかなという気持ちにもなりました」


フレンチ・オープン予選は1回戦負け、コロナ禍の海外遠征には難しさもつきまとう

Q41  2021年シーズンに向けてどう調整してきましたか?

「昨年もテニス自体は悪くありませんでした。だからケガを再発させないことが一番大切。2月末を目標に、自信を持って遠征に出発できる体をつくることに取り組んでいます」

Q42 フィジカル面の強化には手応えがある?

「昨年もテニス自体は悪くありませんでした。だからケガを再発させないことが一番大切。2月末を目標に、自信を持って遠征に出発できる体をつくることに取り組んでいます」

Q43 テニス面の手応えは?

「昨年のいいイメージがあります。でも毎シーズンのことですが、始まってから試合の中でつかんでいかないといけない部分がある。その意味でも、早く体を万全の状態に持っていきたいと思います」

Q44  2021年はどんなシーズンにしていきたいですか?

「昨年もいい感じのスタートで出鼻をくじかれたので、いろいろ蓄えてきた分、爆発できる力は大きいと思います。とにかく勝ちたいですね。内容もそうですけど、勝ちに飢えています(笑)」

Q45 東京オリンピックへの思いは?

「開催が決まったときは、もしかしたら自分にもチャンスがあるのかもしれないと素直に思いました。最後までそこは、あきらめずにというか、しっかり目標にしていきたいと思います。勝って勝って勝ちまくれば、可能性はゼロではないので」

Q46 代表という意味ではデ杯への思いは?

「日本を背負ってプレーするということはすごく大きなことだと思っていますし、自分にとっても大きな経験になる。チャンスがあれば率先してプレーしていきたいです」

Q47 将来、理想の選手像はありますか?

「自分が思うように、自分を貫き通して、見ている人たちに『かっこいいな』と思われる選手になりたいです」

Q48 綿貫選手がマレーやキリオスに憧れているように?

「結果がついてこないとそう思ってはもらえないですが、憧れられる存在になることができたらうれしいので。プレーや態度を見てもらって『かっこいいな』と思ってもらえるのが一番。まだまだ未熟ですけど、そうなっていけるように成長していきたいです」

Q49 綿貫選手にとってテニスの魅力とは?

「ひとりでプレーしているけど、コートに立つまでの間はたくさんの人に支えてもらわないとできないスポーツでもある。コートの上では1対1で相手の嫌なことをしていくゲーム性が高いのに、運動量も求められる。いろいろな意味でこんなに面白いスポーツはないと思います」

Q50 最後にファンへのメッセージを。

「何よりみんなに健康でいてほしいと思います。テニス選手は海外遠征があってリスクもありますが、僕たちも細心の注意を払って気をつけていきます。個人的にはまだなかなか大きな大会に出て注目されることがないので、早くツアーの舞台で活躍する姿を見てもらえるように頑張ります!」

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