「このテープとリボンが平和の象徴」アメリカに敗れたウクライナ選手たちの思い [ビリー ジーン・キング・カップ]
ウクライナ国歌をアカペラで独唱したユリア・カシレツさん(Getty Images)
会場となったアッシュビルの街中に貼られたポスターには“U.S.A. vs UKRAINE”ではなく、“U.S.A. hosts Ukraine”と書かれていた。チェンジエンドの際には、スコアボードにウクライナへの寄付するための情報が掲示され、大会中に22万5000ドル(約2800万円)以上が集まったという。
大会前夜には両チームによる夕食会が行われた。また、試合開始前には、ウクライナ生まれで現地在住のユリア・カシレツさんによるウクライナ国歌の独唱で、両チームの選手たちが涙を流す場面もあった。ユリアさんの弟は現在、軍隊で母国のために戦っているという。
シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を倒して2勝2敗に持ち込んだカタリナ・ザワツカ(ウクライナ)が歓喜のジャンプ(Getty Images)
「私たちはアメリカを相手に戦うためにここへ来たんじゃない。アメリカとともにウクライナのために、ここへ来た。私にはそんな感じがした」
カタリナ・ザワツカ(ウクライナ)は今回の試合を表現した。
エリナ・スビトリーナ(25位)、マルタ・コスチュク(52位)のトップ2を欠くウクライナは、4月15日(金)にイエストレムスカとザワツカが敗れてシングルス2連敗スタート。しかし、16日(土)に2人が勝って2勝2敗としたが、イエスレムスカとリューメラ・キッシャノックのダブルスが敗れて番狂わせは起きなかった。
写真◎Getty Images
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