ティームが初戦敗退、復帰後初勝利はまたもお預け [ジュネーブ・オープン]

写真はムトゥア・マドリッド・オープンでのドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ゴーネット・ジュネーブ・オープン」(ATP250/スイス・ジュネーブ/5月15~21日/賞金総額59万7900ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦でドミニク・ティーム(オーストリア)が予選を勝ち上がってきたマルコ・チェッキナート(イタリア)に3-6 4-6で敗れ、復帰後初勝利はまたもお預けとなった。

 2020年USオープンでグランドスラム初優勝を飾ったティームのケガからの復帰には、思った以上に時間が必要なようだ。4年前のロラン・ギャロスでチェッキナートにストレート勝ちしていたティームだが、手首の手術を経て復帰したあとはまだ一度も勝つことができていない。

 ティームは昨年6月に手首を負傷し、シーズン後半を棒に振っていた。元世界ランク3位の彼は3月にチャレンジャー大会で復帰したが、今季出場した6大会のすべてで初戦負けを喫している。

 チェッキナートは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたカミル・マイクシャク(ポーランド)と顔を合わせる。

 また同日にはベテランのリシャール・ガスケ(フランス)がジョン・ミルマン(オーストラリア)を6-3 6-1で下し、2回戦で第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦することになった。世界2位のメドベージェフはヘルニアの手術を経て、この大会からツアーに復帰する予定になっている。

 そのほかの試合では第7シードのフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリカルダス・ベランキス(リトアニア)を6-4 6-4で、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)がマルコス・ギロン(アメリカ)を4-6 6-3 6-2で、ブノワ・ペール(フランス)はエミール・ラウスビュオーリ(フィンランド)を7-5 5-7 6-4で倒してそれぞれ2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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