タイトル防衛に挑んだサムソノワは2回戦で同胞クデルメトワに敗れる [WTAベルリン]
WTAツアー公式戦の「bett1オープン」(WTA500/ドイツ・ベルリン/6月13~19日/賞金総額75万7900ドル/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)がリュドミラ・サムソノワ(ロシア)との同胞対決を6-3 6-7(5) 6-1で制して8強入りを決めた。試合時間は2時間9分。
第1セットを先取したクデルメトワは第2セットも4-0とリードしていたが、第10ゲームでマッチポイントを凌いだサムソノワが最終セットに持ち込む粘りを見せた。クデルメトワは第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に対する1回戦で2-6 2-5から逆転劇を演じたが、この日は第3セットをものにしてサムソノワの反撃を食い止めた。
23歳のサムソノワはタイトル防衛を目指していたが、昨年の予選から続いていた同大会での連勝は「8」でストップした。
クデルメトワは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したアンナ・カリンスカヤ(ロシア)を6-4 1-6 6-1で破って勝ち上がった第8シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦する。
そのほかの試合では第1シードのオンス・ジャバー(チュニジア)が予選勝者のアリシア・パークス(アメリカ)を6-2 7-6(8)で退け、第7シードのコリ・ガウフ(アメリカ)は予選勝者のワン・シンユー(中国)を6-0 6-4で下し、ベスト8が出揃った。
準々決勝ではジャバーがアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)と、ガウフは第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と顔を合わせる。
写真◎Getty Images
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