伏兵ペニストンがルーネを倒す殊勲の勝利で2回戦へ「クレイジーな出来事が続いている」 [ATPイーストボーン]
ATPツアー公式戦の「ロスシー国際」(ATP250/イギリス・イーストボーン/6月20~25日/賞金総額76万750ユーロ/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、世界ランク147位のライアン・ペニストン(イギリス)が第8シードのホルガ・ルーネ(デンマーク)を4-6 7-6(5) 6-1で倒す番狂わせをやってのけた。
今大会にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したペニストンは、前週にロンドンで行われたクイーンズクラブの大会でも準々決勝に進出する活躍を見せていた。
「本当に、本当にうれしい。出だしは厳しかったけど、皆さんのおかげで戦えた。この勝利を本当にうれしく思う」とペニストンは試合後のオンコートインタビューで語った。
「正直に言って、クレイジーな出来事が続いている。数週間前と全然違う。今は状況が少し変わったけど、僕はとても気に入っているよ!」
前週は世界180位のワイルドカードとしてクイーンズの出場権を得ていたペニストンは、1週間でランキングを33段上ってここに至っていた。
ペニストンは次のラウンドで、ペドロ・マルチネス(スペイン)と対戦する。マルチネスは第1セットを1-6で落としたが、第2セットを7-6(6)で取り返した時点でアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が棄権したため勝ち上がった。
そのほかの試合ではロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、ダニエル・エバンズ(イギリス)、トミー・ポール(アメリカ)、予選勝者のチアゴ・モンテーロ(ブラジル)が2回戦に駒を進めた。
写真◎Getty Images
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