元準優勝者のベレッティーニとチリッチがコロナ陽性で棄権 [ウインブルドン]

写真は大会前に練習会場に向かうマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルスに第8シードで出場予定だったマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が自身のインスタグラムを更新し、新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と判定されたため欠場することになったと発表した。

 右手の手術を経て約3ヵ月の戦線離脱を余儀なくされたベレッティーニは、グラスコートシーズンに復帰すると3週間前のシュツットガルト(ATP250)と続くロンドン(ATP500)で2週連続優勝を飾って今大会を迎えていた。

 ベレッティーニは2年ぶりに開催された昨年の大会で決勝に進出し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れはしたがグランドスラム自己最高の準優勝を飾っていた。

 欠場したベレッティーニに代わり、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のエリアス・イーメル(スウェーデン)が1回戦でクリスチャン・ガリン(チリ)と対戦することになった。

 2017年のファイナリストで第14シードで出場予定だったマリン・チリッチ(クロアチア)もインスタグラムを通してコロナ陽性で欠場することを明かし、ヌーノ・ボルヘス(ポルトガル)がラッキールーザーとして本戦に繰り上がった。

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写真◎Getty Images

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