リバキナがジャバーから第2セットを取り返し、女子決勝の決着は最終セットへ [ウインブルドン]

写真はエレナ・リバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の女子シングルス決勝で、第3シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と第17シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)が対戦。第1セットを3-6で落としたリバキナが第2セットを6-2で取り返し、最終セットに持ち込んだ。

 両者は過去ハードコートで3度対戦し、ジャバーが2勝1敗でリードしている。初対決だった2019年1月の武漢(WTAプレミア5)2回戦はリバキナがフルセットで勝ったが、昨年2月のドバイ(WTA500)2回戦と10月のシカゴ(WTA500)準決勝ではジャバーが勝者となっている。

 今シーズンのジャバーは5月にマドリッドでキャリア最大のタイトルを獲得するなどここまで30勝9敗の戦績を残し、ウインブルドン開幕日に世界ランク自己最高の2位となって今大会を迎えている。昨年6月のバーミンガム(WTA250/グラスコート)でWTAツアーのシングルスで優勝した初のアラブ人女性となったジャバーは、2週間前のベルリン(WTA500/グラスコート)でツアー3勝目を挙げた。

 ウインブルドンに2年連続出場となる23歳のリバキナは初めて本戦でプレーした昨年の大会で4回戦に進出し、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に3-6 6-4 3-6で惜敗。初挑戦だった2019年は、予選決勝で敗れていた。

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写真◎Getty Images

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