地元の寵児オジェアリアシムが準々決勝へ「サービスはほぼ完璧だった」 [ATPモントリオール]

2022-08-12

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地元の寵児オジェアリアシムが準々決勝へ「サービスはほぼ完璧だった」 [ATPモントリオール]

テニスマガジン編集部

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写真はフェリックス・オジェアリアシム（カナダ）（Getty Images）

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　ATPツアー公式戦の「ナショナルバンク・オープン」（ATP1000／カナダ・ケベック州モントリオール／8月8～14日／賞金総額657万3785ドル／ハードコート）の男子シングルス3回戦で、第6シードのフェリックス・オジェアリアシム（カナダ）が第9シードのキャメロン・ノリー（イギリス）を6-3 6-4で下して8強入りを決めた。

　前週のロスカボス準決勝でノリーに敗れていたオジェアリアシムは、母国の観衆に後押しされて早々にその雪辱を果たした。オジェアリアシム軽快なフットワークを見せながら、試合を通してパワフルなストロークでノリーを圧倒した。

「観客が『もうワンポイント取れ、もうワインポイントだ』と僕を駆り立て続けた。今日は自分でコントロールできることを駆使して素晴らしいプレーができたと思う。サービスはほぼ完璧だったよ。だから自分のレベルには本当に満足している」と地元モントリオール出身のオジェアリアシムは試合後のオンコートインタビューで語った。

「僕はここで、3年前よりも一歩先まで進むことができた。モントリオールの人々は本当に誇りが高いんだ。僕たちは世界の中で小さなコミュニティであり、何をやるにせよお互いに支え合っている。プロスポーツの世界では特にね。ケベック州出身のアスリートが大きなことを成し遂げるのを目にすると、人々はそれを非常に誇らしく感じる。僕はその立場に立てることを誇りに思う」

　オジェアリアシムは次のラウンドで、第14シードのロベルト・バウティスタアグート（スペイン）を6-7(4) 7-6(4) 6-4で破って勝ち上がった第4シードのキャスパー・ルード（ノルウェー）と対戦する。

　そのほかの試合では第8シードのホベルト・フルカチュ（ポーランド）、パブロ・カレーニョブスタ（スペイン）、トミー・ポール（アメリカ）、ニック・キリオス（オーストラリア）、ダニエル・エバンズ（イギリス）、予選勝者のジャック・ドレイパー（イギリス）が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

　カレーニョブスタが第7シードのヤニク・シナー（イタリア）を6-2 6-4で退け、ポールが第13シードのマリン・チリッチ（クロアチア）を6-4 6-2で倒し、エバンズが第10シードのテイラー・フリッツ（アメリカ）に7-6(5) 1-6 7-5で競り勝ち、ドレイパーは6-2 0-2としたところで第17シードのガエル・モンフィス（フランス）が足を痛めて棄権したたため勝利が決まり、それぞれシードダウンを演じた。

　準々決勝ではフルカチュがキリオスと、カレーニョブスタがドレイパーと、ポールはエバンズと顔を合わせる。

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