振り返ってみればあのとき、2020年コロナ禍特別企画「from SNS」Part5「それぞれの“STAY HOME”」





2016年に妊娠、出産して母となったビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)は、3歳の長男レオ君とともにダンスを楽しむ動画を公開した。

 動画は女優や歌手として活躍するジェニファー・ロペスの曲に合わせて踊るもので、巷では「ジェニファー・ロペス・スーパーボウル・チャレンジ」と呼ばれているのだとか。NFL(アメリカン・フットボール)の年間王者を決める一戦「スーパーボウル」でのハーフタイムショーで、ジェニファー・ロペスが圧巻のパフォーマンスを披露したことが話題となり、そのダンスを真似る動画がSNS上で大流行り。アザレンカもレオ君とともにその企画に挑戦したものだ。

 カメラの前を横切ってみたり、踊ったりと終始楽しそうなレオ君。アザレンカも我が子の様子にご満悦のようだ。


ダンスを楽しむアザレンカとレオ君『@vichka35』より




ニス選手でなければF1ドライバーになりたかったエドマンド。ステイホームの様子も車への愛があふれている。

 自宅のリビングでカーレースのテレビゲームに熱中する動画では、ハンドルやギアの切り換えが忠実に再現されたコントローラーを巧みに操作する姿を見ることができる。違う日にはブロック玩具「レゴ」でレーシングカーを作成。説明書を見ながら黙々と真剣にレゴと向き合うエドマンドの姿が早送り再生される。途中で着ているTシャツが変わるなど、2日がかりの超大作だったのだろう。さらに別日は愛車の掃除動画。エドマンドの車への愛はまさしく本物だ。


テレビゲームとはいえ、運転技術の高さが伺える『@kyle.edmund』より


2日がかりでレゴのレーシングカーをつくるエドマンド『@kyle.edmund』より



チパスは4月29日にある写真を投稿。段ボールに書かれた「CALL ME(電話して!)」のメッセージと電話番号。これを見た人は「チチパスが自分の電話番号を公開した!」と盛り上がったのは言うまでもなく、実際に多くの人が電話をかけたようだ。しかし、電話の相手はチチパスではなく……ニック・キリオスだった。

 なんと4月29日はキリオスの誕生日。チチパスはSNS上に本物のキリオスの電話番号を公開し、みんなで祝おうという、”行き過ぎた”いたずらを敢行したのだった。これにはキリオスもすぐさま反応。「こいつは本物のバカ。マジで電話かけないで!」とコメント。チチパスから友人に向けた、最悪の誕生日プレゼントとなった。


キリオスの誕生日に彼の電話番号を全世界に公開したチチパス(画像は加工しています)『@stefanostsitsipas98』より



チャノフはSNS上で大胆に加工された自分の写真をアップし、関係者やファンの笑いを誘った。

 それはトレードマークの無精ひげ、そしてクセのある髪の毛が同化し、まるで熊のような写真。さらに「ツアーがまた始まったときの新しいスタイルだ!」とコメントすると、元世界1位のディナラ・サフィナ(ロシア)やドナ・ベキッチ(クロアチア)など、普段から仲良くしている女子プレーヤーたちが泣き笑う絵文字を使って大喜びした。

 実際にハチャノフは髪の毛とひげを伸ばしている模様。ツアーが再び始まったときにはこのようないでたちでコートに現れるかも⁉


ここまで伸ばすのは無理かもしれないが、それに近い状態なら……『@karenkhachanov』より

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