ATPファイナルズ初出場を目指すフリッツがマッチポイントを凌いで2回戦へ [ATPウィーン]

写真は楽天ジャパンオープンでのテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「エルステ・バンク・オープン」(ATP500/オーストリア・ウィーン/10月24~30日/賞金総額248万9180ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第4シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が予選を勝ち上がってきた日本の西岡良仁(ミキハウス)に6-7(4) 7-6(7) 6-3で逆転勝利をおさめた。

 第1セットを落としたフリッツは第2セット4-5からのサービスゲームでマッチポイントを凌いだあとタイブレークでも敗戦まであと2ポイントというところまで追い込まれながらセットオールに追いつき、第3セット1-3の劣勢から最後の5ゲームを連取して勝利をもぎ取った。

 シーズン末にイタリア・トリノで開催される世界トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」初出場を目指しているフリッツは、レースランキング(Race To Turin)で7位のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に315ポイント差の8位につけている。確実に出場権を得るためには7位に入る必要があり、フリッツは残り少ない大会で可能な限り勝ち進まなければならない。

 過去3敗を喫していた西岡から初勝利を挙げたフリッツは次のラウンドで、デニス・シャポバロフ(カナダ)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したユーリ・ロディオノフ(オーストリア)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、カレン・ハチャノフ(ロシア)、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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