ダニエル太郎は4時間を超える激闘の末に準々決勝で惜敗 [カリアリ・チャレンジャー]

写真は2022年セルビア・オープンでのダニエル太郎(エイブル)(Getty Images)


 ATPツアー下部大会「サルデーニャ・オープン」(チャレンジャー175/イタリア・サルデーニャ島カリアリ/5月2~7日/賞金総額20万ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、ダニエル太郎(エイブル)は第6シードのユーゴ・アンベール(フランス)に7-6(11) 6-7(7) 4-6で惜敗した。

 一進一退の第1セットを7-6(11)で先取したダニエルは、第2セットも常に先行しながら追いつかれる苦しい展開ながら5-3でサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。ダニエルは15-40からブレークポイントを2本セーブしたが、2つのマッチポイントを凌いでブレークバックに成功したアンベールがふたたびもつれ込んだタイブレークでもう一度マッチポイントを握られながらセットオールに追いついた。

 第3セットは逆にダニエルが追いかける展開となり、2-4から4ゲーム連続でお互いにサービスダウンを繰り返した末に4時間13分の死闘に終止符が打たれた。

 今大会でのダニエルは1回戦でアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)を6-1 4-6 6-1で、2回戦では第3シードのマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を6-2 6-3で破って8強入りを決めていた。

 シングルスに出場したそのほかの日本勢は第1シードの西岡良仁(ミキハウス)が初戦となった2回戦でダニエル エライ・ガラン(コロンビア)に6-2 1-6 4-6で逆転負けを喫したほか、綿貫陽介(フリー)は初戦を突破したあと2回戦でボルナ・ゴヨ(クロアチア)に4-6 5-7で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Ret.は途中棄権

日本人選手の試合結果

男子シングルス準々決勝

●12ダニエル太郎(日本/エイブル)7-6(11) 6-7(7) 4-6 ○16ユーゴ・アンベール(フランス)[6]

男子シングルス2回戦

●1西岡良仁(日本/ミキハウス)[1] 6-2 1-6 4-6 ○4ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)

○12ダニエル太郎(日本/エイブル)6-2 6-3 ●9マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)[3]

●7綿貫陽介(日本/フリー)4-6 5-7 ○6ボルナ・ゴヨ(クロアチア)

男子シングルス1回戦

1西岡良仁(日本/ミキハウス)[1] 2Bye

○12ダニエル太郎(日本/エイブル)6-1 4-6 6-1 ●11アレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)

○7綿貫陽介(日本/フリー)6-4 4-2 Ret. ●8チアゴ・モンテーロ(ブラジル)[8]

男子ダブルス1回戦

●15アンドレ・ヨーランソン/マクラクラン勉(スウェーデン/イカイ)5-7 6-7(2) ○16ナサニエル・ラモンズ/ジャクソン・ウィズロウ(アメリカ)[2]

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写真◎Getty Images

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