シフィオンテクがタイトル防衛に向けた挑戦をスタート、21歳最後の試合を勝利で飾る [フレンチ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がクリスティーナ・ブクサ(スペイン)を6-4 6-0で下してタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。試合時間は1時間13分。

 ロラン・ギャロスに5年連続出場となるシフィオンテクは、2020年と22年にタイトルを獲得。昨年は決勝でココ・ガウフ(アメリカ)を6-1 6-3で退け、2年ぶりに女王の座に返り咲いた。シフィオンテクは大会期間中の5月31日が誕生日のため、21歳として最後の試合を勝利で飾った。

 昨年4月に世界ランク1位の座に就いたシフィオンテクは同年に全仏とUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を含む8勝を挙げ、WTA最優秀選手賞とITF世界チャンピオンに選ばれるなど圧倒的なシーズンを過ごした。

 シフィオンテクは次のラウンドで、予選勝者のエレナ・イン アルボン(スイス)を6-1 6-4で破って勝ち上がったクレア・リュー(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、ペトラ・マルティッチ(クロアチア)、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)、ローレン・デービス(アメリカ)、ジャスミン・パオリーニ(イタリア)、レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエマ・ナバーロ(アメリカ)、サラ・ソリベス トルモ(スペイン)が2回戦に駒を進めた。

 2021年大会チャンピオンで第13シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)がツレンコに2-6 4-6で、第18シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が2019年USオープン優勝者のアンドレスクに6-2 3-6 4-6で、第30シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)がパオリーニに5-7 6-2 2-6で、第32シードのシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)はマルティッチに6-3 3-6 2-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)

女子シングルス1回戦|主な試合結果

○1イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1] 6-4 6-0 ●2クリスティーナ・ブクサ(スペイン)

○4クレア・リュー(アメリカ)6-1 6-4 ●3エレナ・イン アルボン(スイス)[Q]

○10ビアンカ・アンドレスク(カナダ)2-6 6-3 6-4 ●9ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)[18]

○12エマ・ナバーロ(アメリカ)[WC] 6-2 3-6 6-4 ●11エリカ・アンドレエワ(ロシア)[LL]

○14ローレン・デービス(アメリカ)6-3 6-3 ●13ジュ・リン(中国)

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○15レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)6-2 6-4 ●16バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[13]

○33エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[4] 6-4 6-2 ●34ブレンダ・フルビルトバ(チェコ)[Q]

○38サラ・ソリベス トルモ(スペイン)7-6(0) 6-2 ●37クララ・ビュレル(フランス)[WC]

○39ペトラ・マルティッチ(クロアチア)3-6 6-3 6-2 ●40シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)[32]

○58ジャスミン・パオリーニ(イタリア)7-5 2-6 6-2 ●57ソラナ・シルステア(ルーマニア)[30]

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写真◎Getty Images

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