ディミトロフを倒したルーネがロラン・ギャロス以外のグランドスラム大会で初のベスト8進出 [ウインブルドン]

写真はオルガ・ルーネ(デンマーク)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で第6シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)が第21シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を3-6 7-6(6) 7-6(4) 6-3で倒し、四大大会で3度目のベスト8進出を果たした。試合時間は3時間20分。

 2021年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)からグランドスラムに8大会連続出場となる20歳のルーネは、2022年と23年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で8強入りしたのがこれまでの最高成績。ウインブルドンは昨年が初参戦だったが、初戦敗退に終わっていた。

 両者は今回が初対戦。昨年までプロ大会のグラスコートで未勝利だったルーネは前哨戦のロンドン(ATP500)で準決勝に進出しており、同サーフェスでの戦績を7勝4敗とした。

 今大会でのルーネは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のジョージ・ロフハーゲン(イギリス)を7-6(4) 6-3 6-2で、2回戦でロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-3 7-6(3) 6-4で、3回戦では第31シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-3 4-6 3-6 6-4 7-6(10-8)で破って16強入りを決めていた。

 ルーネは準々決勝で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と2021年大会準優勝者のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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