アルカラスが2021年大会準優勝者ベレッティーニを倒して初の8強入り [ウインブルドン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が2021年大会準優勝者のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を3-6 6-3 6-3 6-3で倒し、同大会で初のベスト8進出を果たした。試合時間は3時間4分。

 ウインブルドンに3年連続出場となる20歳のアルカラスは、昨年の4回戦進出がこれまでの最高成績だった。そのときは3試合を勝ち上がったあと、4回戦でヤニク・シナー(イタリア)に1-6 4-6 7-6(8) 3-6で敗れていた。

 グラスコートシーズンのアルカラスは先月のロンドン(ATP500/グラスコート)で今季5勝目を挙げ、世界ナンバーワンに復帰して今大会を迎えている。

 この結果でアルカラスは、ベレッティーニとの対戦成績を3勝1敗とした。グランドスラム大会では2022年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の3回戦で顔を合わせており、ベレッティーニが6-2 7-6(3) 4-6 2-6 7-6(10-5)で勝っていた。

 今大会でのアルカラスは1回戦でジェレミー・シャルディ(フランス)を6-0 6-2 7-5で、2回戦でアレクサンドル・ミュレー(フランス)を6-4 7-6(2) 6-3で、3回戦では第25シードのニコラス・ジャリー(チリ)を6-3 6-7(6) 6-3 7-5で破って16強入りを決めていた。

 アルカラスは次のラウンドで、第6シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)と対戦する。ルーネは4回戦で、第21シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を3-6 7-6(6) 7-6(4) 6-3で下して勝ち上がった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles