ボンドルソバが芝の聖地でノーシードからグランドスラム新チャンピオンに、ジャバーは2年連続準優勝 [ウインブルドン]

写真はマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス決勝で、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)が第6シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-4 6-4で下してグランドスラム初タイトルを獲得した。試合時間は1時間20分。

 ウインブルドンに2年ぶり5度目の出場となった24歳のボンドルソバは、前回プレーした2021年にシングルスで1勝をマーク。そのときは大会初勝利を挙げたあと、2回戦でエマ・ラドゥカヌ(イギリス)に2-6 4-6で敗れていた。

 この結果でボンドルソバは、ジャバーとの対戦成績を4勝3敗と勝ち越した。グランドスラム大会では1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の2回戦で対決し、ボンドルソバが6-1 5-7 6-1で勝っていた。

 今大会でのボンドルソバは1回戦でペイトン・スターンズ(アメリカ)を6-2 7-5で、2回戦で第12シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-3 6-3で、3回戦で第20シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-1 7-5で、4回戦で第32シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)を2-6 6-4 6-3で、準々決勝で第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-4 2-6 6-4で、準決勝ではワイルドカード(主催者推薦枠)のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 昨年の決勝でもエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)に6-3 2-6 2-6で敗れていた28歳のジャバーは2年連続で準優勝に終わり、2022年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を含めグランドスラム決勝で3連敗となった。

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写真◎Getty Images

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