綿貫陽介がウー・イービンの途中棄権で本戦初勝利 [ATPワシントンDC]

写真は2022年シティ・オープンでの綿貫陽介(フリー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(ATP500/アメリカ・ワシントンDC/7月31日~8月6日/賞金総額217万8980ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦でウー・イービン(中国)が第1セット途中で棄権したため、綿貫陽介(フリー)の本戦初勝利が決まった。

 第4ゲームでブレークしたウーは続くサービスゲームをキープして4-1とリードしたが、ベンチに戻ると倒れ込んでしまった。直ぐにメディカルスタッフから駆けつけてチェックしたが、そのままリタイアした。試合時間は20分。

 同大会に2年連続3度目の出場となる25歳の綿貫は、初のダイレクトインで本戦入り。過去2回はいずれも予選を勝ち上がったが、初戦敗退に終わっていた。

 この結果で綿貫は、ウーとのジュニア時代からの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2014年11月にアジア・オセアニア国際ジュニアテニス選手権(韓国・西歸浦/ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、ウーが7-5 6-0で勝っていた。

 綿貫は次のラウンドで、第3シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

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写真◎Getty Images

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