フリッツが新鋭ストリッカーの挑戦を退け地元アメリカ勢3人目のベスト8進出 [USオープン]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第9シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が21歳で予選勝者のドミニク・ストリッカー(スイス)を7-6(2) 6-4 6-4で下してベスト8に進出した。試合時間は2時間13分。

 四大大会でフリッツが4回戦を突破したのは、昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来でキャリア2度目となる。同ラウンドでの戦績は、2勝1敗となった。

 全米に10年連続出場(2014~15年の予選敗退を含む)となる25歳のフリッツは、2018年と20年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。第10シードとして臨んだ昨年は、1回戦でブランドン・ホルト(アメリカ)に7-6(3) 6-7(1) 3-6 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。2023年シーズンのティアフォーは2月のデルレイビーチと7月のアトランタ(ともにATP250/ハードコート)でタイトルを獲得し、45勝19敗の戦績で今大会を迎えている。

 今大会でのフリッツは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のスティーブ・ジョンソン(アメリカ)を6-2 6-1 6-2で、2回戦でフアン パブロ・バリーリャス(ペルー)を6-1 6-2 6-2で、3回戦では予選勝者のヤクブ・メンシク(チェコ)を6-1 6-2 6-0で破って16強入りを決めていた。

 フリッツは準々決勝で、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と予選から勝ち上がってきたボルナ・ゴヨ(クロアチア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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