全豪ジュニア優勝の坂本怜がジュニア世界ランク自己最高の3位に浮上、車いすテニスの小田凱人は世界ナンバーワン返り咲き

写真はオーストラリアン・オープンのジュニア男子シングルスで優勝を飾った坂本怜(誉高校/最前列)(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)が1月29日(月)にITFワールドテニスランキングを更新し、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)のジュニア男子シングルスで優勝を飾った坂本怜(誉高校)が自己最高の3位に浮上した。

 2022年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)からジュニアグランドスラムに6大会連続出場となった17歳の坂本は、3度の3回戦進出(2023年全豪&ウインブルドン&全米)がこれまでの最高成績だった。ジュニアグランドスラムの同種目で日本人選手がタイトルを獲得したのは、2019年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を制した望月慎太郎(木下グループ)以来で坂本が2人目となる。

 1月17日に終了したトララルゴン(J300/ハードコート)でジュニア国際大会5勝目(シングルス)を挙げた坂本は、シングルスで今季負けなしのマッチ12連勝でジュニアグランドスラムの頂点に上り詰めた。

 そのほかの日本人選手では全豪ジュニアでシングルス8強&ダブルス4強の齋藤咲良(MAT Tennis Academy)が5位から6位に後退し、同大会で単複ともにベスト4の小池愛菜(Team REC)が13位から10位に浮上したほか、オーストラリアン・オープン車いす男子シングルスで初の栄冠に輝いた小田凱人(東海理化)は同種目で世界ナンバーワンに返り咲いた。

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写真◎Getty Images

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