タビロがモンフィスに競り勝ち異なるサーフェスで今季3度目の決勝進出 [マヨルカ選手権]

写真はアレハンドロ・タビロ(チリ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マヨルカ選手権」(ATP250/スペイン・マヨルカ島/6月23~29日/賞金総額100万5340ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準決勝で、第4シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)が第6シードのガエル・モンフィス(フランス)に2-6 6-2 7-6(3)で逆転勝利をおさめてツアー2勝目に王手をかけた。

 2度ずつブレークしてセットを分け合ったあと第3セットはすべてサービスキープで進み、タビロがもつれ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間54分で勝利をもぎ取った。

 1月のオークランドでツアー初タイトルを獲得した27歳のタビロは2月のサンティアゴで準優勝を飾っており、同じ年に3つの異なるサーフェスでツアー決勝に進出した。

「立ち上がりは緊張していてあまり激しく戦えていなかったと思うし、感覚が掴めていなかった。第1セットが進むにつれて少し硬さが取れてきてボールを打ち込めるようになってきた。第2セットは新しい試合になるとわかっていた。最初からやり直さなければならなかったけどね」とタビロは試合を振り返った。

「今年の1週目にツアー初タイトルを獲得できるなんて想像することさえできなかった。でも今はここにいる。このレベルを維持できるよう願っている」

 タビロはキャリア4度目のツアー決勝で、予選勝者のポール・ジャブ(イギリス)を6-4 7-5で破って勝ち上がったセバスチャン・オフナー(オーストリア)と対戦する。

 ディエゴ・イダルゴ(エクアドル)とのペアで出場しているダブルスでも勝ち残っているタビロは、引き続きジュリアン・キャッシュ(イギリス)/ロバート・ギャロウェイ(アメリカ)に対する決勝を戦う予定になっている。

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写真◎Getty Images

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