3つのマッチポイントを凌いだウーゴ カラベリが2023年大会覇者ジャリーに逆転勝利で2回戦へ「彼のサービスは強力だった」 [チリ・オープン]

写真はリオ・オープンでのカミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モビスター・チリ・オープン」(ATP250/チリ・サンティアゴ/2月24日~3月2日/賞金総額71万735ドル/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、カミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)が2023年大会チャンピオンで第7シードのニコラス・ジャリー(チリ)に5-7 6-3 7-6(9)で逆転勝利をおさめた。

 ワンブレークずつでセットを分け合ったあと第3セットはすべてサービスキープでタイブレークに突入し、2-5から巻き返したウーゴ カラベリが2つのマッチポイントを凌いだ末に3度目のチャンスをものにして2時間53分で競り勝った。

 地元サンティアゴ出身のジャリーは第3セット5-4からのレシーブゲームで最初のマッチポイントを迎えていたが、バックハンドのボレーをネットにかけてチャンスを逃していた。

「凄くうれしい。ニコ(ジャリー)との試合は非常に難しかった」とウーゴ カラベリは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼のサービスは強力だった。疲れているけど、勝つことができて本当によかった」

 ウーゴ カラベリは次のラウンドで、予選勝者のフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)を6-3 3-6 7-6(2)で破って勝ち上がったチアゴ・モンテーロ(ブラジル)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)、第6シードのマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)、ハイメ・ファリア(ポルトガル)、ダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)が2回戦に駒を進めたが、チリで全国的に発生した停電の影響で1回戦残り2試合は試合途中で順延となった。

 第8シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)はファリアに3-6 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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