大会3連覇を目指すアルカラスが快勝でベスト4に進出「準決勝でまたプレーできるのは特別なこと」 [ウインブルドン]

写真は準々決勝で快勝したカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がキャメロン・ノリー(イギリス)を6-2 6-3 6-3で退けベスト4に進出した。

 72%入ったファーストサーブからのポイントを9割近く取ったアルカラスは直面した5度のブレークポイントをすべてセーブし、相手のサービスゲームを合計5度破って1時間39分で快勝した。

 クレーコートシーズンのローマから負け知らずのアルカラスは前哨戦のロンドンで2年ぶりの優勝を飾っており、キャリア最長の連勝を「23」に伸ばした。

「物凄くうれしい。ウインブルドンの準決勝でまたプレーできるなんて本当に特別なことだ。できる限り勝ち進んでチャンスを掴みたいと大会の序盤から思っていた」とアルカラスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「カム(ノリー)のような強敵に対して自分がプレーしたレベルにとても満足している。彼は素晴らしい選手であると同時に素晴らしい人物だ。彼ほど努力する選手はいないと思うし、夢に向かって戦っている姿を見ることができてうれしい。準決勝に勝ち進めてハッピーだ」

 大会3連覇を目指すアルカラスは次のラウンドで、第17シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-3 6-4 1-6 7-6(4)で破って勝ち上がった第5シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦する。

 ふたりは過去2戦(レーバー・カップを含む)していずれもアルカラスがストレートで勝っているが、フリッツがもっとも高い勝率を誇っているグラスコートでは初対決となる。

「彼(フリッツ)は素晴らしいプレーをしている。(前哨戦で)2度優勝し、ここでも準決勝まで勝ち進んできた。僕は戦いに向けて準備を整えるだけだ」とアルカラスは次戦を見据えた。

「彼との対戦は常に厳しい。とにかく集中するだけだけど、今はこの瞬間を楽しみたい。ここで準決勝に進出するのは本当に難しいことだからね」

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写真◎Getty Images

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