上達の近道はココにあり! ストリングを究める
張り替えの時期と
ストリングにかかるコスト
テニスショップで張り替え時期について訊ねると、たいがいは「ナイロン系ならば3ヵ月に1回は張り替えましょう」と言われる。
だが果たして、どういう根拠でそうなったのだろうか?
元を探ってみれば、かなり営業的なことだった。ストリングの性能的寿命を考えれば、1ヵ月に1度くらいが理想的なのだが、そんなに頻繁には張り替えられない……というユーザーの経済的な事情から、「せめて3ヵ月に1度は!」というのが始まりだったようだ。
そこでコストのことを考えてみる。例えば平均的なシンセティックを張ると、張り代込みでだいたい4000円前後はかかるだろう。それを1年に4回張り替えれば、1万6000円を費やすことになる。なかなかのコストなのだ。
だが、もし滅多にストリングを切らないというプレーヤーならば、ナチュラルガットを張るという策もある。安価なナチュラルを選べば、張り替えに6000円台で収まるくらい。性能維持の高さのため、1年に2回の張り替えでいいだろう。
快適な打球感でプレーできて、年間コストが1万3000円くらいですむならば、ナチュラルガットを選んだほうがリーズナブルという考え方もできるではないか。
もちろん「ポリエステル系は切れないから、張り替えは2年に1回でいいよ」という人とは比較にならないが、せっかくテニスを楽しむのであれば、できるだけ快適な道具環境をどうしたら得られるか? を改めて考え直してみてもいいと思う。
張り替えに出すときは、確かにシンセティックのほうが安いが、性能寿命を考えるとナチュラルガットのほうがトータルでは安いことになる。あまりストリングを切らない人は、こうした選択もある(写真はイメージ)
Pick up
-
2024-05-03
5月3日発売!『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Pick up
-
2024-05-03
5月3日発売!『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Ranking of articles
-
2024-04-30
本戦がスタート、内島萌夏ら日本勢4人がシングルス初戦を突破 [W100カンガルーカップ国際女子]
-
2024-05-03
元ジュニア世界2位、17歳の齋藤咲良が5月1日からプロテニス選手としてのキャリアをスタート
-
2024-05-05
6年ぶりの決勝を制した内島萌夏が大会初優勝、ダブルスはリャン・エンシュオ/タン・キアンホェイがタイトルを獲得 [W100カンガルーカップ国際女子]
-
2024-05-03
日本勢は本玉真唯と内島萌夏がシングルスで準決勝に進出 [W100カンガルーカップ国際女子]
-
2024-05-04
東北大の飯田康介(4年)と内田結菜(2年)が優勝 [R6春季東北学生]