テニマガBreak Time「今、三重県のテニスが熱いやん!」

 2011年のインターハイ3冠王で今春、四日市工高を卒業してプロに転向した後藤翔太郎は現在、ヨーロッパを拠点に活動している。ジュニア時代、後藤は伊藤と同じ三重グリーンテニスクラブに通っていた。伊藤のお父さんに教わったこともあるそうだ。

 四日市工高では毎週金曜日の夜に「ステップアップ練習」が行われている。三重県で選抜された小中学生たちの練習会。後藤もこれに参加していた。「そうしたサポートなども大きかったと思いますし、四日市工高のOBの方々が強かったですから」と後藤が強くなった理由を語る。

 ちなみに三重県出身の有名人は意外と少なく、すぐに答えられない人が多いと聞いた。伊藤に聞いてみる。

「う~ん、確かに。でもアルソックの、あの、ほら、吉田沙保里!(レスリング選手/津市出身)。それから西野カナ(歌手/松阪市出身)も三重県じゃなかったですかね」

 三重県と言えば、伊勢神宮、松阪牛、鈴鹿サーキットが全国的に有名だが、これからはテニス王国として、その名が全国に轟くことになるかもしれない。その日を楽しみにしてるやん![完]

※トップ写真は、2013年の全日本選手権で決勝を戦った伊藤(左)と西岡。三重県出身対決だった

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles