佐藤雅弘トレーナー_強い人ほどやっている!チューブを使った最新トレーニング(Player's VOICE 鈴木貴男プロ&日比野菜緒プロ)

チューブトレ②上半身の筋力トレーニング
目標回数|10回

1|チェストプレス

 ふたり一組、もしくはコートのポールや柵にチューブを通して行います。下半身は固定したまま、前方方向に両腕をプッシュ。左右にブレが生じるようであれば、片側ずつ実施。その際、弱いと感じられる側は回数を少し増やすか、セット数を多くするなどして筋バランスを整えるようにします。

2|アームカール

 チューブを片足、あるいは両足で押さえ、肘が90度のときにチューブがピンと張る状態をつくります。そこから肘の位置がずれないように両腕を引き上げましょう。これにより上腕二頭筋が鍛えられます。

3|ラテラルレイズ

 片足あるいは両足でチューブを抑え、両手でチューブを持ち、手を下ろした状態からスタート。そこから肩の真横にくるように両手を上げます。ふらふらしたり、体が歪んだままでは意味がないので、チューブの強度や長さを調整して、真横に引き上げた際に肩に少し負荷がかかるところを見極めてから行います。

4|キックバック

 チューブを足で押さえ、肘が90度に曲がった状態でチューブがまっすぐになる長さで持ちます(チューブを束ねて持つなどして調整)。肘の位置を固定したまま、体の後ろ方向にチューブを引っ張るように伸ばしましょう。上腕三頭筋が鍛えられます。

5|エクスターナル/インターナル・ローテーション

 この種目はインナーマッスル(ローテータカフ:回旋筋腱板)といわれる4つある筋肉のうちの3つを鍛える種目で、チューブも負荷の弱いセラバンドなどを使用します。肘が身体から離れないように注意し、同じペースで多くの回数を行うようにします。

↑セラバンドを手に巻きつけるか、親指と人差し指で挟みこむようにします。決して握らないことがポイントです

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