佐藤雅弘トレーナー_強い人ほどやっている!チューブを使った最新トレーニング(Player's VOICE 鈴木貴男プロ&日比野菜緒プロ)

Player's VOICE②
日比野菜緒プロ(LuLuLun)

取り組む目的|トップ選手相手に打ち負けない下半身づくり&ショットのパワーアップ

 コーチやトレーナーと話し合ったときに、コート上でのパフォーマンス向上を目的に取り入れました。使っているチューブはセラバンドと、腰に巻いて引っ張ってもらうタイプなどで、遠征時は必ず持っていきます。ただ、コーチに運んでもらっています(笑)。

 特に2016年はトレーニングの効果を感じる一年でした。強化したのは股関節と肩関節周辺。一年間を通してWTAツアーを戦い、相手のショットのクオリティー、スピードにこれまで以上のものを感じ、最初の頃はバランスが崩れる場面も多々ありました。それでも継続的に股関節周辺のトレーニングをすると、コート上での踏ん張りが効くようになり、トップ選手にも打ち負けないようになりました!

 そして、もうひとつは肩の奥深くにあるインナーマッスルの強化です。さきほど挙げたセラバンドを使って鍛える地道な作業ですが、ストロークやサービスのインパクトでパワーがボールにうまく伝わるようになりました。  テニスは下半身から上半身にエネルギーが伝わり、最終的にラケットの加速につながります。その中で股関節や肩関節が強くないとプレーが安定しません。継続的に続けるとケガの予防にもなるので、試してみてください!

セラバンドを使ってインナーマッスルをトレーニング中!

臀部を鍛えるためのデッドリフト。腰にチューブをつけ、負荷をさらにかけます

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