佐藤雅弘トレーナー_強い人ほどやっている!チューブを使った最新トレーニング(Player's VOICE 鈴木貴男プロ&日比野菜緒プロ)

Player's VOICE①
鈴木貴男プロ(Team REC)

取り組む目的|肩が“前に入る”ことを防ぐ

 チューブトレーニングは高校生のときに始めました。インナー系の筋肉を鍛えるのが目的です。海外遠征でも常に持ち運び、今でもラケットバッグに必ず入れています。

 僕の場合、肩甲骨の動きをチェックするために行います。テニスはサービスやフォアハンドを打つ機会が多いため、肩が自然と“前”に入りやすく、身体のバランスが偏りやすいスポーツです。身体の歪みに気を払わないと姿勢が悪くなり、ケガにもつながります。最近は、身体のバランスを矯正する意味で取り組んでいます。

 注意する点は、“動かさなくてもいい筋肉は動かさない”ことです。誰でも簡単にできるので、これはしっかりと認識しながら行っています。僕は肩周りを重点的に行うので、頭、姿勢、下半身は動かさず、肩甲骨と腕だけでチューブを引くようにしています。

ポールにチューブを通し、頭、姿勢、下半身は固定。肩甲骨の筋肉を意識しながらチューブを引き寄せ、繰り返します

これも肩が前に入らないための運動。両腕を上げた状態からさらに上へと引き上げ、上下動します

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