あなたはどちらのリターンサイドで戦うべきか? デュースサイドとアドバンテージサイドについて考える


1|フォアハンドとバックハンドどちらのショットが好きか、得意か?

 もっとも多かったのが、フォアハンドが好きならデュースサイド、バックハンドが好きならアドバンテージサイド(以下、アドサイド)という声だ。

 お互いが右利きのペアなら、当然のことながら、デュースサイドはフォアハンドで打つ回数が多く、アドサイドはバックハンドで打つ回数が多くなる。昔は、右利きプレーヤーと左利きプレーヤーがダブルスを組んだら、右利きがデュースサイド、左利きがアドサイドになることが圧倒的に多かった。どちらもフォアハンドで打てる確率が高いからだ。

 それを踏まえた上で、クロスが得意か、逆クロスが得意か、という考え方もできる。フォアハンドのクロスが得意ならデュースサイドでよいが、それ以上にクロスより逆クロスが得意ならアドサイドを守る考え方もある。

 また、回り込んでのフォアハンドが得意なら、逆にアドサイドのほうが、より持ち味を発揮できるかもしれない。バックハンドでも同じことで、逆クロスが得意ならデュースサイドで戦ってもいい。ペアでお互いの持ち味を確認してみよう。

フォアのクロスが得意なら、デュースサイドが望ましい

Voice

「フォアで強打したいからデュースサイドを守ることが多い」(プロ)

「フォアのストレートで相手前衛をアタックするのが好きだし、それが武器なのでデュースサイド」(一般)

「フォアハンドはクロスよりも逆クロスが好きなので、自分にはアドサイドが向いているように思う」(一般)

「バックが苦手なので、デュースサイドをやらせてもらっています」(一般)

「フォアハンドで多彩なショットが打てるほうにデュースサイドを守らせたい」(指導者)

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