錦織圭_世界をリードする超攻撃的テニス

PLAYER
錦織圭
Kei Nishikori

●5位で終われたことは、とても大きな収穫。さらに上に上がれるチャンスがある。上に行けるチャンスがどんどん見えてきている。そこに近づいてきているというのは進歩しているところかなと思う。

●4位以内は違う。4位と5位の差は大きいと思う。4位にずっといれば、さらに上にいくことができるチャンスが出てくると思う。特にグランドスラム、マスターズでシード4に入ると、(戦いは)まったく違ってくる。そこにいたい。4位圏内に入っているのが一番重要なことかなと。3位もそう遠くはないし。

●単純に試合の中でラリーで負けなくなってきた。今年はマレーに勝ったり、ワウリンカに勝ったり、唯一、ジョコ(ビッチ)だけは苦手意識というか…今年はいいところがなく負けてしまったので、彼に対してまだまだやらなきゃいけないことが他の選手よりはある気がする。マレーは、この間のロンドンでもそうだし、デ杯も惜しい試合だったので、近づいてきているなというのは感じているので。昨年、一昨年と比べてみても差は明らかに縮まってきているかなと。

●昔からなるべくいろいろなショットを使っている。僕は背が高くないし、パワープレーヤーではないので、外国の選手に比べると力で押し切れないので、自然に使わないといけない。今年はドロップショット、サーブ&ボレーなどもあり、ボレーに出る回数も増えて、少しずつテニスが変わっているのかなと思う。

●2017年は、大きい大会で勝っていくことが大事。それが昨年より今年はできたこと。グランドスラムやマスターズで優勝を狙いたい。

COACH
ダンテ・ボッティーニ
Dante Bottini

●今シーズンは本当に素晴らしかった。我々は圭がよりよくなるように常に考えている。プレシーズンはハードにトレーニングすることを期待している。マスターズ優勝もね。テニスだけでなく、フィジカル、メンタルも強化された。あともう少しの努力で(マスターズやグランドスラムの)優勝に届くところにいる。

●(普段気をつけていることは)対戦相手によって試合前の準備の仕方は異なる。長くなったり、短くなったりするけど、重要なのは誰と戦うかということ。その相手に向けて準備をする。

MANAGER
オリバー・ファン リンドンク
Olivier Van Lindonk

●選手が成長するとプレッシャーはどんどん大きくなり、スポンサーからのリクエストも多くなる。その中でも圭がテニスに集中できるようにしているつもりだ。ランキングが上がっていくにつれ、メディア、ビジネスなどの面で仕事が増えるが今後もサポートしていく。

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