錦織圭_世界をリードする超攻撃的テニス
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/13334/images/main_30727130ac6a3f309f95f96b7d349c7df3338ad3.jpg?w=850)
「 まだまだ未完成、最大の伸びしろはサービス 」
── 丸山淳一
錦織選手のフィジカルのコンディションとサービスがどこまで関係しているのかわかりませんが、ファーストサービスのスピードが落ちており、セカンドサービスサービスの精度も下降気味です。サービスのクオリティだけを見ると、トップ10の中では厳しい評価になってきます。しかし時折タイミングを見て繰り出すサーブ&ボレーをするときのサービスのクオリティはよく、これは打ったあとにネットに向かう意識を持つことによって打点が前になり、着地もコートの内側に大きく入る動作が作用していると考えられます。このサービスのクオリティをベースラインにステイするときも安定して打てるようになれば、サービスはさらに進化できると思います。
「 ボレーに出る選択肢が増え、さらに強打が活きるように 」
── 増田健太郎
技術的にはドロップショットとボレーが進化したと思います。錦織選手自身も「ボレーが自信を持って打てるようになった」と言っていました。錦織選手の強打を多くの選手が研究してきている今、強打に対応してくる選手たちを突き放すためのドロップショットであり、ボレーです。
シーズン最初から取り組んでいたネットプレーが後半に生きました。最初は使ったけれど、最後は使わないという程度のものなら、それで終わってしまいますが、錦織選手はシーズンを通してやり続け、しっかりと身につけました。後半のインドア大会で、特に多用していました。速いサーフェスでボールを跳ねさせ、ボールを浮かせてネットをとる、これを果敢にやり、非常に有効な選択肢の一つでした。
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/13334/images/27adc3f0ac4535d8791e4d98a018e39564d5a7cf.jpg?h=1200)
※ネットの向こうはワウリンカ。ワイドサービスでコートの外に追い出したあと、ネットにつめてオープンコートへ。ワウリンカの動きの逆をつくこともできる態勢にある
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