覚えたいのはナチュラルスピンサービス「ドリル50|超基礎編」_ドリル26-30「インパクト編」【本誌連動動画】

テニスマガジン2020年9月号の巻頭技術特集は、堀内昌一先生(亜細亜大学教授 / テニス部監督)がナチュラルスピンサービス(自然な回転がかかったサービス/サービスの基本となる打法)を覚えるためのドリルを〈50〉指導しています。ここに紹介する動画(12分53秒)は、そのうちのドリル26から30まで、「インパクト編」です。動画の詳しい解説は前述のテニスマガジン2020年9月号に掲載しています。テキストと動画は連動していますので、あわせてご覧ください。(編集部)




インパクト編

ドリル26|地球儀サービス



 小型の地球儀を用いてインパクトのイメージをつくるドリルです。ナチュラルスピンサービスは地球儀の北半球の部分を叩いて地球儀を回します=回転がかかったボールは放物線を描いて飛んでいきます。

 スピンをかけるというと、手で下から上へこすったり、横へこすったりするイメージを持っている人が多いです。こすってスピンをかけるのではなく、叩いて回転をかけるイメージを持ってください。


ドリル27|右手プロテクター


 ボウリングのプロテクターを利き手に装着して手首を使えないようにします。コンチネンタルグリップで握り、前腕の回転を確認する素振りをしましょう。

 この状態でボールを打つことは危険ですので、あくまでもスイング矯正の素振りだけにしてください。インパクトの形(くの字)と前腕の回転を確認し、腕が回っている途中にボールを斜めにとらえ、腕が回り続けるとスピンがかかります。

 手首を使う人(使いすぎる人)の矯正におすすめです。手首を使う人は、身体の回転運動が使えていないことが多く、腕も回せません。ナチュラルスピンサービスは運動連鎖の終盤でインパクトのあとも腕を回し続けることが大事です。

ドリル28|ビーチボールサービス


 ビーチボールを打ちます。厚いグリップや普通のイースタングリップでスイングする人は、ボールの真後ろをとらえるので回転がかかりません。

 コンチネンタルグリップの人はクローズドスタンスで、身体をしっかり回し、肩、腕を回してスイングをします。腕を回す途中にインパクトがあり、ボールを斜めにとらえます。

 腕を回し続けることでボールには斜め回転がかかり、放物線を描いて飛んでいきます。ボールが大きいので、ボールを斜めにとらえること、斜め回転をしてボールが飛んでいくこと、腕を回していく途中にインパクトがあることを目で確認できます。正しい“回転”のイメージがつきやすいです。


ドリル29|座って傾くサービス


 腰を下ろし、ラケットを短く持ってサービス練習をします。腰を下ろすとネットという障害物が高く感じられ、ボール軌道を調整する必要が出てきます。そこで打法は変えずに身体を45度くらい傾けて、ボールを打ち出す方向を斜め上に変えます。

 下半身を固定しているので、上半身の回転と腕の使い方に集中できます。サービスボックスへボールを飛ばすには、打法は変えないので身体を傾けて打ち出します。斜め回転がやや縦回転になり、放物線を描いて飛んでいます。


ドリル30|オープンスタンスサービス


 オープンスタンスで立ち、コンチネンタルグリップでフルスイングでボールを打っていきます。正しい腕の通り道を確認しながらスイングを加速し、さらにボールにパワーを加える即効性のあるドリルです。

 コートにボールを入れるなどは気にしません。身体のひねり戻しはもちろん使って、さらに下半身からの連動性が重要です。正しい腕の通り道はどこか、一番力が入る、身体に負担の少ない場所、そこがインパクトです。そこを探していきます。

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