カレーニョ ブスタが準々決勝でシュワルツマンを圧倒「僕は今日、今季最高の試合をした」 [ノルデア・オープン]

写真はBNLイタリア国際でのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ノルデア・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月11~17日/賞金総額59万7900ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第5シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が第3シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-1 6-0というやや驚くべきスコアで退けベスト4に進出した。

 今大会に4度目の出場となるカレーニョ ブスタはベースラインプレーでシュワルツマンを振り回し、反撃の隙を与えなかった。両者はこれが5度目のマッチアップだったが、カレーニョ ブスタが4勝目を挙げた。

「僕は今日、今季最高の試合をしたよ」とカレーニョ ブスタは試合後のオンコートインタビューで満足気に語った。

「僕は終始、すべてのポイントで非常に集中していた。アグレッシブにプレーしようとしてポイントの主導権を握り、あまりミスも犯さなかったし完璧だったよ。観客で一杯のコートでこんなふうにプレーできるなんて本当に素晴らしい。こんなふうに続けていく必要があるね」

 今季初タイトルを目指しているカレーニョ ブスタは次のラウンドで、アスラン・カラツェフ(ロシア)を7-5 6-1で破って勝ち上がったフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。

 2回戦で第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を倒す番狂わせを演じていた23歳のセルンドロは今シーズンに入ってリオデジャネイロとマイアミで準決勝に進出し、127位で始めた世界ランクをキャリア最高の39位に上げて今大会を迎えている。

 もうひとつの準決勝は、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)とセバスチャン・バエス(アルゼンチン)の顔合わせとなった。第2シードのルブレフがラスロ・ジェレ(セルビア)を7-5 6-4で退け、第8シードのバエスはケガからの復帰過程に取り組んでいるドミニク・ティーム(オーストリア)に6-2 6-7(5) 6-4で競り勝った。

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写真◎Getty Images

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