ティームが惜敗も好バトルに手応え「今日は間違いなく自分本来のレベルを見つけた」 [ウインブルドン]

写真は1回戦で惜敗したドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)に6-3 6-7(1) 2-6 7-6(5) 6-7(8-10)で惜敗したあと、元世界ランク3位のドミニク・ティーム(オーストリア)は前向きな未来を見据えた。

 ティームは2020年USオープンで優勝した翌年に手首のケガで長く戦線を離れ、カムバック後も2019年から20年に見せていたレベルになかなか戻ることができず苦労している。

「間違いなく素晴らしい試合だった。僕は胸を張ってここを去るつもりだ。僕がまだそこにいることを示した試合だった。プレーの質は非常に高かったし、ファイティングスピリットも本当によかった」とティームは試合後の記者会見で語った。

 ふたりは4月にマドリッドの2回戦で対決したときも最終セットのタイブレークでチチパスが勝っていたが、「今日はマドリッドのときとは違う感じがした。例えば今日はクオリティが本当に高かったからだ。コートでも本来あるべき姿でいたように感じたし、そのことは今後数週間を見据える上でうれしいことだ」とティームは語った。

「今日は間違いなく自分本来のレベルを見つけた。どのレベルでもどんなサーフェスでもそれを維持したいと思っている」

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写真◎Getty Images

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