ルイ・カイエ_最新ダブルス入門_vol.03「ダブルスの『テリトリー』を完璧マスター」_初心者から国際レベルのプレーヤーまで、同じアプローチで上達できる!

前衛の構え
ボールにタッチするために必ずチェックしたい基本技術

前衛がボールにタッチするためには正しい構えとポジショニングが必要

素早く反応するために無駄を省いた構えをつくる

 ネットでの構えはあなたが思う以上に大切です。プレーヤーは常に打球する相手のほうを向いて構え、フォア、バック、ボディとあらゆるボレーに対応できるように構えます。ボールが続いたらテリトリーも変化しますから、そのつど正しい構えとポジショニングで対応してください。

 私が世界各国で指導していていつも注意することは、構えやポジションが大雑把であることです。私はそのつどプレーを止めて細かく修正します。何度も繰り返し、間違いを見逃しません。

 みなさんもおわかりだと思いますが、サービス&リターンはもちろん、ラリーのボールもとても速くて、反応時間は本当に短いもの。あっという間に終わってしまうポイントもたくさんあります。それなのに、違うポジションにいたり、違う方向を向いていたり、だらんと構えていたら、それだけで遅れてしまうのです。どうしたら早く正確に反応できるのか、余計な動きを省き、最善の準備をすることが大切です。

 そして前衛はポイントを獲得するために、相手に計画や動きを隠さなければいけません。だからこそ無駄なものは省くことです。そうすると相手はこちらが何をしようとしているのかまったくわからないので、余計に考えたり、ショットを躊躇してミスをすることも出てくるかもしれません。

1|チームは必ず事前にサービスのコース(テリトリー)を確認しておく

写真はIフォーメーションで、シングルスのプレーに近く、サービスで押して浮いたリターンをボレーで決める。サーバー側の前衛は、レシーバーがショットするぎりぎりまで、「動く」のか「ステイする」のか隠す。

2|前衛はほとんど動かない

相手にこちらの動きをばらさない。

3|前衛はテリトリーを一歩前進する

前衛はリターンに対して、いきなり横に動いて見せるのではなく、テリトリーをまっすぐ前に進む。それにより動きを隠すことができる。

4|打球する相手に対して正対して構える

無駄のない構えは計画や動きを読み取るのが難しい。

「何を考えている?」「何をしようとしている?」さっぱりわからない!

5|相手のリターンが浮かず、思いのほかよかったが、アンディ(右)のテリトリーに返球されてきた

6|アンディはクロスに浅く、低い軌道のボレーを打った

7|相手に対して正対して構えるジェイミー(左)とアンディ(右)はテリトリーの真ん中にポジションを修正

相手はクロスに走ったので、アンディとジェイミーはその方向に正対して構え直した。相手はラケットをボールの下に入れ、救い上げるように返球。ボールは威力がなく浮く可能性が高い。

8|低い軌道のボレーに対して、相手はラケットをボールの下に入れたため、返球が浮く可能性が高い

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