ルイ・カイエ_最新ダブルス入門_vol.02「ボレーをバージョンアップしよう!」_初心者から国際レベルのプレーヤーまで、同じアプローチで上達できる!

前回の復習
テリトリーを知るとボレーが簡単に思え、やる気が出る!

自分のテリトリーの範囲の近いボールを取ればよいのだ!

テリトリーを理解しているか、いないか、その差は大きい

 前号のおさらいをしましょう。覚えてもらったのは「テリトリー」です。

「テリトリー」とは、「プレーヤー各々が局面に応じてカバーすべき場所」のことで、私のレッスンではしょっちゅう出てくる言葉ですので、しっかり覚えておきましょう。

「ここはあなたがカバーすべき場所」で、「ここはあなたがカバーすべき場所」というように、チームがテリトリーを理解しているとやるべきことがはっきり定まります。これがダブルスでは非常に重要なことです。

 テリトリーを理解していないチームは、コート全体をカバーしなければいけないと思っていることが多く、そのため遠いボールを取らなければいけない、広くカバーしなければいけないと思っています。

 それに対してテリトリーを理解しているチームはそういう考え方をせず、「自分のテリトリーをカバーすればよい」「自分のテリトリーの範囲の近いボールを取ればよい」と思っています。

 テリトリーを理解していないチームと、理解しているチームはボールを取る意識が大きく違います。テリトリーを理解していないチームはボレーが難しく思え、消極的になりがちなのに対して、テリトリーを理解しているチームはボレーが簡単に思え、やる気が違ってきます。

「テリトリー」を指導する際は工事用のロープを使うとその効果は絶大です。相手の返球可能範囲をプレーヤー自身が目で確認すると、カバーすべき場所がわかり、やるべきこともはっきりします。
多くのプレーヤーはテリトリーが「案外狭い」とか「近くのボールを取ればいいんだ」…といった感想を言い、ボレーに対する意識が変わります。また、「ネットに詰めたほうがテリトリーが狭くなり、ボレーが簡単である」ということにも気づきます。

 ネットに詰めたらロブで抜かれる、という声もあるでしょうが、ロブの対応は回を改めて解説しましょう。ちなみにそれはロブを取る方法を練習すればよいだけのことです。

「テリトリー」とは? 

 テリトリーとは、相手がショットする位置からの返球可能範囲を示すもので、すなわちプレーヤーのカバーすべき場所を示すものでもあります。それをロープを使って目で確認する方法を私はあらゆる機会ですすめています。

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