覚えたいのはナチュラルスピンサービス「ドリル50|超基礎編」_ドリル36-40「イメージ編」【本誌連動動画】
イメージ編
ドリル36|デッサン人形でイメトレ
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/14148/images/0bdc317ebb15e532706c3d087f68b5f53ad7789c.jpg?h=1200)
デッサン人形を使ってサービスフォームを表現します。プレーヤーに自分が思い描いているサービスモーションを表現してもらいます。これをすると本人が持つサービスイメージが引き出せ、正しいのか間違っているのかがはっきりします。間違っているならイメージを焼き直します。
その後、デッサン人形を修正してもらい、イメージと実際をすり合わせていきます。頭で思っていることと、実際に表現するものとの誤差を埋めていきます。
ドリル37|横8の字サービス
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/14148/images/c2e6167e45a79a48c918c7677b8701feed2114fe.jpg?w=1200)
スイングイメージは非常に大切です。グラウンドストロークやボレーと違って、サービスは空中にあるボールを打たなければならず、どの方向に動作するのが正しいのかをしっかりイメージしておく必要があります。
サービスは縦に振るというイメージを持っているのではないでしょうか。正しくは斜めに振っています。ラケット2本を写真のようにグリップ部分で合わせて持ち、8の字をつくって、その8の字でスイングを表現するなら、サービスは縦の8の字に沿って振るとスイングが窮屈です。身体に負担がない理想的なスイングは斜めの8の字で、それを斜め上に置くのが正しいイメージとなります。
ドリル38|時計サービス
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/14148/images/fc0250e661e70f51a6af680787fe6149cbf2c7f2.jpg?w=1200)
ナチュラルスピンサービスの身体の向き、傾きを理解するのに便利なのが時計です。かつてサービスを指導するときは時計の文字盤を正面に見て、スピンは縦方向へ、スライスは横方向にこすると言われていました。スイングを変えて打っていたのです。
でもナチュラルスピンサービスは打法は変えずにひとつで、身体の向きと傾きで回転をコントロールします。 時計はいつも自分が向いている方向の正面に見てください。練習の最初の段階は「時計を正面に見てスイング」しても、最終的には右斜め上方向を向いて動作をしますので、「時計は斜め上方向に見てスイング」をします。
ドリル39|ダブルネットサービス
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/14148/images/4db3a4aa6f1e77ee2cb9c203fea6c9bf12343f44.jpg?w=1200)
サービスを打つときはネットの高さが障害物となり、越えなければなりません。ところがネットの上、ギリギリを通している人が多く、そうするとネットミスをするか、ネットを超えてもボールは浅く入ってしまいます。
そこでもっと軌道を上げるという意味で、サービスボックスの中にも障害物を置きます。サブネットを置いたり、写真のようにベンチを使ったりしてください。 ネットの向こうの、さらに障害物も越えるサービスでターゲットを狙って打っていきます。その場合、サービスは放物線を描かなければなりません。
ドリル40|センターベルト外し+シングルススティック吊り上げ ネットのセンター
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/14148/images/d7149a975d9715472c89566b9b942ff4639f4c63.jpg?w=1200)
ベルトを外すと中央の高さが107cmになります。91.4cmから、15.6cm高くなります。ネットを高くすることで下半身からの上への連動も強くしないといけなくなります。高い軌道で打てば深く入り、高く跳ねるので、相手のレシーブ力を下げることができます。
通常、下に向かって打ち、ネットにかける人やボールが浅くなる人は、これによってボールが放物線を描き、高い軌道で打ってサービスボックスに落とすことができるようになります。さらに狙うターゲットに対して深さが変わります。シングルススティックをボール軌道の通過点として目標にするとともに、ネットを高く上げることで深さを出します。
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