ベオグラードからマッチ8連勝のベレッティーニがマスターズ大会で初の決勝進出 [マドリッド・オープン]
2週間前のベオグラードで今季初タイトルを獲得したベレッティーニは一度もブレークポイントに直面することなくルードを退け、連勝を「8」に伸ばした。ルードはモンテカルロとミュンヘンに続き、3大会連続で準決勝敗退に終わった。
「今日のカギは、彼のサービスにプレッシャーをかけることだった。僕は常に勢いに乗ろうとして、ときには相手のファーストサーブでも攻撃を仕掛けたんだ。彼は時間があるほうが好きで、走り回ってフォアハンドを打ってくると分かっていたよ。僕はそれをやろうとしたんだ。かなりうまくいったよ」とベレッティーニはコメントした。
ベレッティーニは日曜日の決勝で、第3シードのドミニク・ティーム(オーストリア)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。前のラウンドで6度目の優勝を目指していたラファエル・ナダル(スペイン)を倒したズベレフは2018年にタイトルを争ったティームにふたたび勝利し、決勝の舞台に戻ってきた。彼は3月にアカプルコで勝っており、今季2勝目を目指している。
昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(APライター◎テレス・アゾーニ/構成◎テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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