15歳ガウフがビーナスに勝利「私の使命は勝つこと」 [オーストラリアン・オープン]

昨夏313位だったガウフはウインブルドン史上もっとも若い予選勝者となり、最終的に優勝したシモナ・ハレプ(ルーマニア)に敗れたものの4回戦にまで勝ち進んで大いに世間を騒がせた。彼女はその実力をUSオープンでの3回戦進出で裏づけ、それから10月にオーストリア・リンツで初のWTAシングルス・タイトルを獲得した。
ガウフがシーンに登場したあと、彼女のテニスの最大の疑問符とされていたフォアハンドは上達したように見えた。しかしそれは変わらず弱点であり、ビーナスはそこにテストを課した。今季を始めるにあたってのもうひとつの問いは、ガウフが皆の標的となるステイタスにどう対処するかというものだ。皆に知られ、ますます膨れ上がっていく膨大な期待に応え、相応のパフォーマンスを見せるというプレッシャーに対処する必要のある選手となることに。
しかしここまでのところ、塩梅はいい。
「私はほかの人々が私をどう考えているかを気にかけるのではなく、自分のテニスをする必要があるのだということに気づいたのだと思う」とガウフは言った。
「私が『ビッグネーム』の一角になるには、まだまだ長い道のりがあるわ」と彼女は続けた。「私はもっともっと上達しなければならないと感じている」。
(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)
※写真はコリ・ガウフ(アメリカ)(撮影◎毛受亮介)
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