ダニエル太郎「50の質問」自分からポイントを取りに行ければもっと上を目指せる|Player File 8



Q31 ツアー中断期間はメンタル的につらいこともありましたか?
 
「そこについては全然、大丈夫で。同じ場所にずっといられたことでかえって落ち着きました(笑)」

Q32 ツアーが中断したことで、ツアーの過酷さを実感した?

 「人に1年で35週くらい遠征だというとすごく驚かれて、『そんなにたいしたことないのにな』と思ってたんですけど、ツアーが中断したことで『やっぱりすごいことやっているんだな』と思いましたね(笑)」

Q33 プロになって一番思い出に残っている大会は?

「18年のイスタンブールでの優勝は印象に残っているし、ノバク・ジョコビッチに勝ったとき(18年インディアンウェルズ)はすごくうれしかった。17年のUSオープン2回戦でラファエル・ナダルとやった試合(6-4、3-6、2-6、2-6で敗戦)も記憶に残っている。でも今年の最後に優勝したハンブルクのチャレンジャーは、チャレンジャーの中では断トツにうれしいタイトルでした」


18年はインディアンウェルズでジョコビッチに勝利、イスタンブールでツアー初優勝と充実のシーズンに

Q34 なぜハンブルク・チャレンジャー優勝がそれほどうれしかった?

 「今年は若い選手たちが一気に上がってきて、30代から上の選手たちがトップ100の外に追い出され始めている。その中で自分より若い選手たちに勝って、インドアハードのタフなチャレンジャーで優勝できて、『また新しいことができた』という実感がありました」

Q35 来年に向けていい終わり方ができた?

A 「ツアーが止まっている間もすごく練習もトレーニングも頑張っていたので、自分への期待が強過ぎて。ツアー再開後の数週間はまったく良くなくて、すごく悔しかった。来年につながるすごく大きな優勝でした」

Q36 昨年オフから数々の選手をグランドスラム優勝に導いたスベン・グロエネフェルトをコーチに迎えたことも大きかったですか?

「スベンが僕なんかと一緒にやってくれるのかなという気持ちがあったので、コーチについてくれたことは自信になりました。彼のようなコーチはお金だけでは雇えない、僕の可能性を見てくれたということですから。再開してから一緒にツアーを回ったのはすごくいい経験になりました」


グロエネフェルトがコーチを務めているのはアドバンテージ。ハンブルク・チャレンジャーの優勝は確かな成果だ

Q37 コロナ禍での海外遠征の難しさは感じた?

「PCR検査は20回以上受けたけど、鼻に綿棒を入れて検体を採るやり方は何回やっても慣れなかったし、海外だと結果が出るまで24時間くらいかかる。結果を待つ時間は苦しいですね」

Q38 大会ごとの感染症対策の違いは感じた?

「USオープンは本当に厳しかった。ちょっとマスクをずらすだけでもセキュリティーの人が飛んできましたから。それに比べるとフレンチ・オープンやローマでは何も言われませんでしたね」

Q39 チャレンジャー大会の感染症対策は?

「チャレンジャーが一番、居心地がよかったです。もちろん検査はあるし、自分でも細心の注意を払っていましたけど、夜も外にご飯を食べに行けたりしたので。グランドスラムのずっとホテルの中にいないといけないのは、けっこう苦しかったです」

「メンタルも含めてすべてが求められる。その難しさがテニスの魅力」

Q40 2021年に向けてサービスを強化している?

「すごく取り組んでいます。ラケットもスイングスピードを上げるためにウエイトバランスやスペックも変えています。サービスの改善プラス、ネットプレーの精度も上げていきたいです」

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