ダニエル太郎「50の質問」自分からポイントを取りに行ければもっと上を目指せる|Player File 8



Q11 趣味は?

「趣味とは違うかもしれないですけど、来年のATPのプレーヤー・カウンシル(選手会)に入ろうといろいろな選手に『僕に投票してね』みたいな働きかけを頑張っています」

Q12 なぜATP選手会に入ろうと思った?

「現役選手は10席しかないんですけど、シングルスのトップ50が4席、50位~100位が2席、ダブルスのトップ100が2席で、一般の席は2つしかないんです。しかもその1人はロジャー・フェデラー。その中で例えばチャレンジャー大会に関する決断とかも彼らの投票で決まってしまう。だからトップ100の外にいる選手がもっと必要だなと。トップの選手たちの意見は大事だけど、全体の半分以上の席を持っているのはバランスが悪いなと思っています」

Q13 特技は?

「言語能力かな。お父さんがアメリカ人でスペインに長く住んでいたから英語とスペイン語はばっちり。イタリア語とポルトガル語もペラペラではないけど言ってることはわかるし、僕もスペイン語でちょっとごまかしながらしゃべれる。フランス語は読めるけど話すのは少し難しい。あとはロシア語をちょっと」

Q14 日本語、英語、スペイン語以外は勉強してマスターした?

「ロシア語は少し勉強しました。スペインのアカデミーでロシア系の選手が多かったので、夏休みに勉強して少し話せるようになった。イタリア語とポルトガル語は大会の中で選手たちと話すうちに自然にちょっとずつ、という感じです」

Q15 行ってみたい場所は?

「新しいところに行くよりも、行ったことのあるところをもっとちゃんと見たい。昨年はアイスランドに行ったんですけどもう一度行きたいですし、日本やアメリカも、もっとちゃんと見てみたい。でも歴史的なものよりも自然のほうに興味がありますね。日本なら屋久島にまた行きたいです」

Q16 好きな食べ物は?

「同じ食べ物でもクオリティーによるからなんとも言えないですけど、生牡蠣は大好きですね。あとサソリとかちょっと変わったもの、エキゾチックなものも好き。ウサギの肉とか。オーガニックなものの可能性が高いので、スーパーで売っている豚肉や牛肉とかよりおいしい場合が多いです」

Q17 好きな場所は?

「これも食べ物と一緒で同じ街でもいいところも悪いとこもある。その中でも親が住んでいるアムステルダムはとてもいい街です。自転車でどこでも行けるくらいコンパクトで、みんな英語がしゃべれて、居心地がいいですね」

Q18 プライベートで落ち着く場所は?

「映画館です。ひとりでよく見に行きます。映画を楽しみながらも心が落ち着く。さっき趣味を聞かれたときに映画観賞とどっちにしようかなと思ったくらい映画は好き。ダークコメディのような作品をよく見ます。日本の監督だと伊丹十三さんが一番好き」

Q19 好きな国は?

「もちろん日本は好きだし、スペインもいい国だし、オランダも……本当にどこが一番というのは決められないです」


2019年の楽天ジャパンオープンでは初戦で第2シードのボルナ・チョリッチを倒すなどしてベスト8入り

Q20 好きな大会は?

「大会は結果によって(笑)。選手からすると場所じゃなくて大会のオーガニゼーションが重要です。そういう意味では2019年の楽天ジャパンオープンはよかった。有明も新しくなって、プレーヤーズラウンジに卓球台やビリヤード台があって、食べ物もよかったし。グランドスラムやマスターズはすごいんですけど、選手も多いから練習コートも取り合いになる。インドアじゃなければATP500や250大会のほうが気楽に練習できますね」

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