ダニエル太郎「50の質問」自分からポイントを取りに行ければもっと上を目指せる|Player File 8
Q41 攻撃的なスタイルに変える上でカギとなるのは?
「ベースラインからボールを強く打つ。練習ではとにかくハードヒットしています」
Q42 ポジションも前に?
「ポジションを前にというよりも、強く打つことで前に行くチャンスが出てくる」
Q43 スベン・コーチからのアドバイスですか?
「スベンからの指示もあるけど、ツアーの若い選手たちを見ていても5年前とは明らかにボールのスピードが違う。打ってるのにミスが少ない。その上を行かないとのみ込まれてしまうと思います」
攻撃的テニスへのシフトチェンジがさらなる飛躍のカギとなる
Q44 若手の台頭は脅威?
「ヤニック・シナー(イタリアの19歳、今季ソフィアでツアー初優勝して自己最高37位を記録)と練習したとき、100%バーンと打ってくる。ジョコビッチやロジャー・フェデラーでも簡単に返せないようなボールをミスなくずっと打ち続けられる。今の若い選手たちはみんなそういうスタイルですね」
Q45 その中でジャンプアップしていくためには?
「自分からポイントを取りに行かないと。かわして、守っているだけではこれからの時代は勝てなくなります。そこでついていければ、僕は人よりミスが少ないからもっと上を目指すチャンスが出てくると思います」
Q46 2021年はどんなシーズンにしていきたいですか?
「自分が努力し続ければどうにかなるということを、信じ続けられるようなシーズンにしたいです」
Q47 東京オリンピックへの思いは?
「もちろん出たいですけど、考えないでプレーしたほうが入れる可能性が高まると思う。『オリンピックのために』と思うと絶対に硬くなってしまうので。もちろん出たい、でも心配はしていない、という感じです」
Q48 ダニエル選手にとってテニスの魅力とは?
「フィジカルだけ、技術だけが求められるわけではない、メンタルも含めてすべてが求められる。その難しさがテニスの魅力。なにより、ひとりでやるところが好きです」
Q49 個人競技ということが魅力?
「テニスはメンタル的に、たぶん一番タフなスポーツだと思います。ボクシングでもゴルフでも、こんなに孤独なスポーツはほかにない。だから僕は自分たちテニス選手のことを本当に尊敬しています(笑)」
Q50 最後にファンへのメッセージを。
「いつも応援ありがとうございます! 残念ながら試合を生で見てもらえる場がまだないですけど、テニスを見られる日がいずれ来ると思うので、楽しみに待っていてください!」
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