杉田祐一「50の質問」キャリアハイの36位は絶対にまた超えることができる」Player File 4
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「50の質問」で選手たちの素顔に迫るスペシャルインタビュー企画。今回、登場してくれるのは日本男子歴代2位の自己最高世界ランク36位を誇る杉田祐一。絶頂期からの低迷、復活の手応えまでテニスへの熱い思いを語り尽くす。(テニスマガジン2020年10月号掲載記事)
(※掲載時のまま)
すぎた・ゆういち◎1988年9月18日生まれ。宮城県出身。ジュニア時代はTTCなどで腕を磨き、湘南工大附高で2005年にインターハイシングルス優勝。06年にプロ転向。12、14年に全日本テニス選手権を制覇。16年のリオデジャネイロ五輪に出場して2回戦に進出すると、翌17年に大ブレーク。アンタルヤでツアー初優勝、ウインブルドンでグランドスラム初勝利、シンシナティ・マスターズでベスト8入りするなどして世界ランク36位を記録した。自己最高は単36位(17年10月9日付)、複363位(14年8月25日付)、最新ランクは単87位、複970位(3月16日付)。三菱電機所属 ■公式サイト ■Twitter @sugitayuichi88
取材・構成◎杉浦多夢 写真◎矢野寿明(インタビュー)、BBM、Getty Images
ツアーで初優勝して、世界で戦ってきたということを証明できた
Q1テニスは何歳から、どんなきっかけで始めましたか?
「母がママさんテニスをやっていた影響で一緒に行くようになって。小学1年生の3学期だったので7歳ですかね。何でも興味を持つ歳だったのですぐにはまりました」
Q2ラケットのメーカーは?
Q3シューズのメーカーは?
Q4ウェアのメーカーは?
「すべてバボラさんです。高校1年生のときからプロになってもずっと現役生活をともにしてきた相棒なので、思い入れも何もテニス人生のすべてですね」
Q5趣味は?
「ツアーが休止してからの自粛期間中にメダカを飼い始めました。めちゃくちゃかわいいんですよ! 水槽の手入れとかをしながら眺めていると、いつの間にか4時間経っていたこともあります(笑)。メダカ同士の間でちょっとしたケンカなどもあったりして、見ていて飽きないです。観葉植物を育てるのも好きですね」
Q6特技は?
「球技全般は得意ですね。あとはやっぱりバドミントンや卓球などのラケット系。ゴルフは先日、本当に久しぶりにラウンドしたのですが101で回れたのでまあまあでした」
Q7好きな食べ物は?
「フルーツが好きです。ブドウと桃。やっぱりこの2つ。夏の時期のフルーツがいい。ドライフルーツも好きです」
Q8好きな色は?
「赤です。気持ちが盛り上がりますからね。ウェアのカラーは時期によってトレンドがありますけど、赤があるときは勝負服に選びます」
Q9行ってみたいところは?
「活火山の火口から生でマグマを見てみたいです。けっこう動画で見たりするんですよ、噴火とかマグマとか。あの赤いドロドロの中に何か投げ込んでみたい(笑)。でも本当に行けるとなったら、恐怖心が勝ってしまうかもしれません」
Q10好きな場所は?
「山がすごく好きです。火山ではないです(笑)。特に山の中にあるお寺や神社。心が落ち着きますし、時間があるときはけっこう行きます」
Q11好きな国は?
「いっぱいありますね。それぞれ好きなポイントが違うからひとつに絞るのは難しいな……。やっぱりイタリアは食事もおいしいし雰囲気も素晴らしい。ブラジルも陽気で明るくて活気にあふれているので、気持ちが上がります。スウェーデンは街並みがすごくきれいだった。あとはスイスですね。山もあって自然も多くて、落ち着いた雰囲気が好きです」
Q12好きな大会は?
「スウェーデンのストックホルムは成績も出ているし(17年ベスト8、19年ベスト4)、街が美しい。あとはバルセロナ。クレーコートシーズンはあまり良い思い出がないですけど(笑)、バルセロナは17年にベスト8に入っていますし、街も陽気でいい人ばかり。ご飯もおいしいですしね」
Q13好きなグランドスラムは?
「これはウインブルドンですよね。身が引き締まるし、伝統を感じる。『テニスというのはこういうスポーツなんだ』というのをあらためて感じることができる大会です。プレースタイル的にも芝は合っていますし」
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2017年のウインブルドンでは念願のグランドスラム初勝利をマーク
Q14今年のウインブルドンが中止になったことについては?
「残念だし悔しいですね。ウインブルドンを含めた芝シーズンというのは僕にとってポイントを稼いでランキングを上げる、大きな1ヵ月なので。ボーナスタイムみたいな(笑)。また来年を楽しみにしていますが、東京オリンピックのカットがフレンチ・オープンの直後、芝シーズンの前なので、ちょっときついですね……」
Q15ジュニア時代の思い出に残っている大会は?
「U14で出場したナイキジュニアツアーです。初めて日本代表に選ばれた大会だったので思い出に残っていますね。それまで全国大会では1回戦、2回戦で負けていたんですけど、初めてベスト8に入って。上位4人が辞退したので棚から牡丹餅で代表に選ばれた。それでも、そこから世界が変わったというか、プロを目指すきっかけになりました」
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