セレナ対ビーナス、2回戦で実現した31回目の姉妹対決にテニス界が注目 [トップシード・オープン]

 テニスはまだ、最初の一歩を踏み出したばかりだ。イタリアのパレルモで先週開催されたクレーコートの女子大会でツアーが再開し、今週はヨーロッパとアメリカで2大会が行われている。男子はまだ中断中で、来週からのチャレンジャー大会で復活する予定となっている。

トップシード・オープン2020|PHOTOアルバム

 もしパンデミックの中でもすべてがうまくいけば、3週間も経たないにうちにグランドスラム大会がやってくる。しかし今のところ、この姉妹対決がテニスの黄金期を思い出させる注目の一戦となる。

「もし練習などと重なっていなければ、間違いなくその対戦を見るわ」と16歳のコリ・ガウフ(アメリカ)は語った。ガウフはウイリアムズ姉妹に憧れながら育ち、昨年のウインブルドンと今年のオーストラリアン・オープンでビーナスを倒していた。

「これが彼女たちが対戦する最後の機会かもしれない。それは誰にも分からないわ。でも私たちはいつもそう言っているけど、結果的にふたりはまた対戦することになるのよ」(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

※写真は2018年USオープンでのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ/左)とビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)(Getty Images)

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