•  ニュージーランド・オークランドで開催された「ASBクラシック」(WTAインターナショナル/1月6~12日/賞金総額27万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのセレナ・ウイリアム(アメリカ)が同胞のジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3 6-4で倒し、タイトルなしの3年に終止符を打った。

     2017年オーストラリアン・オープン以来、そして母となって以来、セレナは優勝を遂げていなかった。この日、娘オリンピアはコートサイドから勝利を見守っていた。

     グランドスラム大会を23度制した女王はアシュリー・バーティ(オーストラリア)ら他のテニススター同様、優勝賞金4万3000ドルをオーストラリアの山火事の被害者のための援助基金として寄付した。バーティとセレナのほか、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)やマリア・シャラポワ(ロシア)も、すでに何ヵ月も続いている山火事被害救援のために寄付すると約束していた。

     決勝でのセレナは最初、3度目のWTAツアー決勝に臨んでいた25歳のペグラ相手にプレッシャー下に置かれていた。しかし彼女は試合が進むにつれて力を発揮し、戦った98度目の決勝で73度目となる勝利を手に入れ、2015年に姉ビーナス・ウイリアム(アメリカ)も獲得したトロフィーに自分の名を刻んだ。

    「気分はいいわ。(優勝は)久しぶりだった」とセレナはコメントした。「私の顔に安堵が見てとれると思うわ。私は今日、ジェシカという素晴らしい相手と戦った。正直、すごくいい試合だったし、決勝で当たるのに彼女以上の人はいないわ」。

     競技テニスの厳しい要求と、母親としての生活を両立させなければいけなかったセレナ
    にとって、ここ3年はチェレンジの年月だった。しかし彼女はダブルスとシングルスの双方をプレーし、大会7日間のすべてでコートを踏んだ忙しい一週間の間に峠を越したようなのだ。

     今週のセレナは何度も劣勢に立たされたが、彼女特有の決意とファイティングスピリットを見せ、決勝への道を切り開いてペグラを倒した。ペグラは準決勝で元世界ランク1位のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を下して勝ち上がっていた。

     ペグラは2年前に深刻な膝の故障を告白して以来、ステディにランキングを上っている。彼女は2019年に初めてWTAツアーのタイトルを獲得し、オークランドのすべての試合で“上昇中の星”らしいプレーを見せていた。

     最初のゲームでペグラはセレナのサービスゲームをブレークし、そしてセレナを走らせてオープンコートを生み出し、強烈なパッシングを打ち込むという形で第1セットの前半を優勢に進めていた。彼女はまたすべてのボールを追い、セレナが決まったと思ったボールも打ち返した。

     しかしセレナはセットの途中で目に見えてレベルを引き上げ、ブレークバックして3-3と追いつくと、ラブゲームでサービスをキープ。次のゲームでブレークを果たして5-3とし、続くサービスゲームで計51分を要したセットを締めくくった。

     時間が経つごとに優位性を見せ始めながら、セレナは第2セットの第3ゲームでブレークに成功した。ペグラのサービスゲームでつかんだ3つのマッチポイントは決めきれなかったが、彼女は自分のサービスゲームで勝負を決め、90分で試合を終わらせた。

    「間違いなく、いい気分よ。週が進むにつれ、調子が向上していったと感じている」とセレナは今週を振り返った。

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