鈴木貴男のサービス履歴書〜競技歴35年から見つけたベスト練習法

16~18歳|リターン巧者と対戦するとサービスがうまくなる

合宿で先輩たちとしのぎを削った高校時代

 堀越高校に進学して1年生のときにインターハイ優勝。当時はサービスの球速にこだわっていて、ウェイトトレーニングは週に3回。同じテニスコートで練習していた松岡修造さんのサービスを意識して、追いつき、追い越そうと球速や球威を追い求めていました。

 高校3年生になるとデビスカップの代表メンバーに選ばれ、合宿では修造さんや辻野(隆三)さん、本村(剛一)さんや岩渕さんとともに練習する機会が増えました。よく憶えているのが選手同士のセット練習で、修造さん、そして本村さんとの試合です。

 修造さんと初めてセットマッチをやると聞かされたときは「絶対に負けない」と気合十分。でも、いざ試合が始まると修造さんのサービスがまったく返せませんでした。でも、サービスキープもできたのでタイブレークにもつれての敗戦。まだ高校生だったので内心は自信やらうれしさもある一方で、やっぱり勝てないんだという悔しさもありました。

 あと、本村さんとの対戦も印象的です。僕の武器はサービスで、本村さんはリターンとストロークで試合を組み立てるタイプ。本村さんと対戦するときはいつも「サービスからどうやってポイントを組み立てるか」を考えていました。サービスがうまくなるコツがあるなら、それはいいレシーバーと対戦することだと思います。相手と駆け引きをし、コントロールミスをすればリターンエースを決められる。その緊張感がないと、うまくなりません。

松岡修造|昔は修造さんの背中を見てサービスの球速を追い求めていました

本村剛一|本村さんとのセット練習はサービスのレベルアップで大きなカギでした

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