バックハンドは片手打ちか、両手打ちか_元世界4位ジーン・メイヤーのバックハンド・レッスン第1弾

テーマ2|時代を超えて片手打ち、両手打ちでもっともすぐれたプレーヤーたち
両手打ちと言えばアガシとセレナ、片手打ちと言えばワウリンカとエナン

両手打ちバックハンドですぐれていた歴代選手

Q あなた自身がプロのツアーを回るようになってから、どの選手(男女)がもっとも素晴らしい両手打ちバックハンドを打ちましたか。また、そのバックハンドの素晴らしい点も教えてください。

A この40年、多くの素晴らしい両手打ちバックハンドを見てきた。名前を挙げていくのは簡単な作業ではないよ。でも、挙げよう!

 男子ではアガシがナンバーワンだ。彼はパワーと正確性のコンビネーションがずば抜けている。ジョコビッチはパワーとスピンを使い分ける能力が高く、2位だ。3位はコナーズで、並外れたパワーで、深い球を継続して打ち続けられた。彼との対戦では、他の誰と対戦するときよりも、コートの奥深くに押し込まれたよ。4位はカフェルニコフだ。彼はどんな角度、どれほどスピンがかかっていても、それを正確にダウン・ザ・ラインへ打ち返す技術を持っていた。ほかにはサフィン、ナルバンディアンの名前が思い浮かぶね。

 女子はセレナ・ウイリアムズが、スイングの加速と、とてつもないパワーを持っていることからトップだろう。2位はセレスのピンポイントを狙える正確さ。3位はダベンポートのボールをとらえる正確性とパワー。そして4位がボールマシンのような正確性を誇るエバートだ。それに続くのがビーナス・ウイリアムズとシャラポワだろうか。

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