バックハンドは片手打ちか、両手打ちか_元世界4位ジーン・メイヤーのバックハンド・レッスン第1弾

メイヤーが考える歴代ベスト両手打ちバックハンド

男子トップ

1位 アガシ

2位 ジョコビッチ

3位 コナーズ

4位 カフェルニコフ

5位以下

サフィン

ナルバンディアン

女子トップ5

1位 セレナ・ウイリアムズ

2位 セレス

3位 ダベンポート

4位 エバート

5位以下

ビーナス・ウイリアムズ

シャラポワ

片手打ちバックハンドですぐれていた歴代選手

Q では、片手打ちバックハンドでもっともすぐれていた選手と、その選手のすぐれていた点はどうですか。

A 男子はワウリンカがトップだよ。あの凄まじいパワーをコントロールするのは非常に難しいと、よくジョコビッチが敗戦後に悲しげにコメントしているね。高く弾むトップスピンと、深くえぐるスライスというバリエーションがその威力を増大させるんだ。2位はクエルテンの爆発的なバックかな。クレーコートでの彼は、ベースラインの1、2m後方からでもウィナーを放った。3位はガスケで、彼のトップスピンのかかったバックは驚くべき角度にショットを決める正確性がある。4位は私の時代の選手、ヨハン・クリークだよ。彼はほとんどすべてのバックハンドでウィナーを打てるほどの選手だったんだ。

 女子は1位がエナン。あの多彩さは、まるで“女版フェデラー”のようだった。彼女はパワー、トップスピン、スライス、アングル、ドロップを組み合わせて打っていたね。2位はサバティーニで、ヘッドスピードが異常に速く、同じアルゼンチンの男子プレーヤー、ビラスと似たような、強烈なトップスピンを生み出した。3位はモレスモーで、彼女はエナンのようにパワーと技巧の組み合わせから凄まじいバックハンドを放っていた。4位はマンドリコワ。彼女のショットも素晴らしくて、調子のいいときにはナブラチロワやエバートさえも手がつけられなかった。

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