レシーブ力を下げるサービスのバラエティと騙し

5レシーブ力を下げるサービス
立つ場所を変えてボール軌道を変える

 サーバーは、サービスを打つ位置(立つ場所、ポジション)を変えることで、ボールの軌道を変えることができる。

 一般的な方法は、センターにサービスを打ちたいときはセンターマークから左右に30㎝ほどの位置から打ち、逆に、サイドのコーナーを狙いたいときはセンターマークから1~3m離れた位置から打つ。

ポジションをずらしてサービスを打てば、その分、ボール軌道も変わる。それがわずかなズレでも大きな変化が生まれる(写真はイメージ)

(右利きのサーバーから見て)右に鋭く弾むアメリカンツイストサービスは、センターマークと左のサイドラインのちょうど間から打つのがもっとも効果的となる。そうすると相手レシーバーはアレーのかなり外側からリターンすることになり、甘い返球となるので、サーバーは次の一打で仕留められる確率が高い。

 試合が進むにつれて、どの位置からのどの種類のサービスがもっとも効果的かを確かめよう。

 それと、サービスのポジションを変えて、相手に自分のサービスのバリエーションがいくつもあるように思わせる。またはそれを巧妙にやれば(プロになれば、それをしないか、してもほとんどわからない)、相手はその変化によりサービスのバリエーションが増えていることに気づかないだろう。

 データも活用したい。野球の三振に例えられるサービスエースは、もっとも華のあるプレーである。試合のスタッツ(統計)にはいつもエースの数やサービスの確率、サービスからの獲得ポイントなどが含まれるが、テレビ解説者は選手がどの程度サービスで試合を優位に進めたのかを、それらをもとに説明することが多い。詳細なデータがあることによってサービスの効果を明らかにすることができる。エースを取るサービスでなくてもすぐれたサービスなら、リターンミスを引き出したり、次のショットでウィナーを決められるような弱いリターンを打たせることができる。

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