ケガ予防の3段階メニュー、冬のテニスは気をつけろ!

テニス肘(テニスエルボー)

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1|ウォームアップ

●前腕の内外旋

 誰でもできるものとしては、前腕の内外旋があります。ラケットを持ったまま腕を前に出し、左右に回転させます。グリップの握りはプレーするときと同じでOK。この動作により、肘を含めた腕全体の血流がよくなります。

2|マッサージ箇所

●前腕筋群 ●上腕筋群 ●肘関節周囲

 肩から手首にかけて腕全体の筋肉をほぐします。腕は足と違って手のひらで摑みやすく、押すというよりも「揉みほぐす」イメージです。肘を触るだけで痛みが出るのであれば、テニス肘の前兆です。プレーを控えるか、練習後にアイシングをするようにしましょう。

3|コンディショニング・トレーニング

●フレンチプレス

 ペットボトルなど「重さを調整できるもの」を使って鍛えます。肘を曲げ、頭の位置で構えます。もう片方の手で肘を固定し、背筋を伸ばした状態で腕を上方向に伸ばしていきます。この運動により、肘周囲の筋力が鍛えられます。

補足 ストレッチ

 指のストレッチをすることで指に力が入りやすくなり、ラケットの振動に耐えることができます。親指は、グリップを握るときに重要な役目を持ち、その分だけ疲労も溜まりやすくなっています。親指だけのストレッチを行い、屈筋群と伸筋群を伸ばしましょう。

【発症原因】ストリングの収縮により増えるケガ

 プレー過多や突発的なもの、またはフレームショットの「当たり損ね」で発症します。気温の低下によってボールやガットが硬くなり、その衝撃(振動)によって発症します。

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