身体をリフレッシュ! 夏だからこそ入浴リカバリー

イラスト◎もりおゆう



ただ泡が出るだけではダメ 毛細血管から体内に浸透

 重炭酸イオンが血管内に浸透する機能システムについて詳しく知りたい方は図を見てほしいが、このタブレットが溶けてお湯の中に存在するのが「重炭酸イオン」で、これが体表近くの毛細血管から血管内に入り、一 酸化窒素「体内NO」と言われる健康物質が分泌され、血管が広がり、血流を一気に向上させる。

 血流量が上がると、体温が上がる。とくに体内深部の体温が上がるため、湯冷めがしにくく、湯上がり後、長い間、ポカポカしていると語る利用者がとても多い。

 このようなタブレット型の入浴剤はほかにもたくさんあり、どれもお湯に投入するとシュワーッと泡をたくさん出し、それが身体にいいような印象を抱かせる。しかしながら、こうして発生した炭酸ガスも、すぐにお湯から出て放散されてしまうから、炭酸の効果が体内に届く効果は低い。

 『アスリートRLX』をお湯に投入すると、微かに泡は出るが、派手なものではない。そのかわり、溶け出した成分が気化せずにお湯の中に留まることによって、体内の毛細血管へと辿り着くことができるのだ。

 こうした効能を、うまく効果的に導き出すために勧められるのが、ちょっとぬるめの「38〜39℃」の湯温と、「15分以上」の入湯時間。

 それに重炭酸イオンの効果は「投入後24時間持続」するということで、追い炊きによって効能が薄れることはないという。仮に同じ時間帯に入るとすれば、2日間もメリットを受けることができる。

 つまり1回の入浴料が「150円」(給湯代は別)。それって銭湯ヘ行くよりずっと安いじゃないか。スーパー銭湯もいいけど、ウチのお風呂でゆったり身体をリカバリーするというのも、価値ある時間の過ごし方なのではなかろうか。



一度試して効果を実感!? ここぞというとき活用する

 こうしたリカバリー機能を利用しているのが、多くのトップアスリートたち。彼らは試合後の疲労しきった身体を元に戻し、翌日の戦いに備えるために、わずか「1回=150円」の投資を惜しんだりしない。以前の原稿にも書いたが、これを試したアスリートの87%が「翌朝の疲れ残りが改善した」と答えている。

 我々一般プレーヤーにとって、果たしてそこまでする必要があるのか? と問われれば、毎日じゃなくていいんじゃない……と答えるべきかもしれない。

 ただ、ここぞという勝負を控えた前夜、それまでの疲労を解消し、朝の目覚めをスッキリ迎えるための“サプリメント”としては、とても大きな利用価値があると信じている。



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